若手研究者産学連携
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
レーザの急加熱急冷を利用し、基板へのダメージなく高融点材料をプリントできます。従来では困難であった、高温プロセスが必要な機能性材料パターンのプリントも可能になります。
強み
機能性材料の印刷プロセスにおいて、レーザパルスによる局所急加熱急冷プロセスを利用することで、基板全体を加熱する必要がなくなります。その結果、低耐熱性のフレキシブル基板に対しても高温処理の必要な高機能材料をレーザ印刷することが可能です。
テクノロジー
パルスレーザの誘起する光熱還元を利用して、真空フリーテインプロセスで金属・金属酸化物の選択的印刷を目指します。これまでに、インクの開発から、レーザ焼結・溶融プロセスまで一貫した研究により、大気中でも酸化を抑制した印刷技術を実現しています。また、レーザパルス照射による局所急加熱急冷により、低耐熱性基板へのダメージを抑制した印刷も可能です。
共同研究仮説
Au、 Ag、 Cu、 Ni、Co元素を含む合金をレーザ印刷し、実用化に資する機能性材料のレーザ印刷技術の開発を目指します。インクの開発から、レーザ焼結・溶融プロセスまで一貫した研究により、大気中でも酸化を抑制した印刷技術を開発します。
配線の金属化には焼結や溶融など加熱プロセスが必要です。基板全体を加熱すると、低耐熱性基板には応用できません。本シーズでは、レーザパルス照射による局所急加熱急冷により、低耐熱性基板へのダメージを抑制した印刷を目指します。
研究者
経歴:2010年大阪大学 大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 博士後期課程修了、博士(工学)。2010年4月産業技術総合研究所研究員、2013年7月名古屋大学 大学院工学研究科 マイクロ・ナノシステム工学専攻 助教、2018年3月長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター 産学融合特任准教授、2020年4月より長岡技術科学大学 大学院工学研究科 機械創造工学専攻 准教授。
専門分野:レーザ微細加工
https://mcweb.nagaokaut.ac.jp/~mizoshiri/index.html
https://researchmap.jp/read0152278