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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
街中を飛行する小型ドローンに取り付け風速・風向を高感度で計測しながら安全性を高める。計測した風速・風向はドローンの制御機器にフィードバックする。
MARKET
今後商用利用が進むにつれ、安全性が求めれるケースが増えることで、本研究の活用領域も拡大することが想定されます。また、ドローンの世界市場規模は、年々拡大しており、2025年で約2.9兆円になるとの予測もあります(矢野経済研究所調べ)。
強み
テクノロジー
風速計測の原理はピトー管と呼ばれる風速計と同様で、空気の圧力を計測することで風速を算出手法です。ピトー管を小型化しようとした場合、従来は、圧力センサの大きさ、感度の問題から技術的課題がありましたが、提案者自らが開発したセンサは、十分な性能を持っています。実際に、単一の小型ピトー管の開発には、すでに成功しています。
ドローンは、複数方向への移動を伴うため、風速に加え、風向の取得も必要となります。本研究では、動圧と静圧の圧力差を計測する管路を球体内に三次元的に組み合わせた構造することで風速の3次元計測を可能にするアプローチを取ります。また、一つの球形の筐体に内蔵することで、設置しやすく、堅牢性のある構造としています。
共同研究仮説
研究設備
イベント動画
研究者
経歴:
2008年 日本学術振興会特別研究員
2011年 東京大学IRT研究機構 特任研究員
2013年 東京大学大学院情報理工学系研究科 特任助教
2015年 東京大学大学院情報理工学系研究科 助教
2019年 慶應義塾大学 専任講師
実績:
MEMSの力センサに関する研究開発に従事。
研究開発したMEMS三軸触覚センサが株式会社タッチエンスより製品化。
論文:
H. Takahashi, et al., Sens. Actuators A Phys., 2013.
H. Takahashi, et al., J. Micromech. Microeng., 2012.