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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
二酸化炭素を原料として、水分を殆ど含まず、かつ不純物の少ない固体粉末状の炭素を合成できます。そのため、燃焼時の副生成物が少なく不快臭もない燃焼材や還元剤として使用できます。
APPLICATION
与える電位や電流、電解時間を制御して合成炭素のマイクロ構造を制御します。その形態に応じて高機能な材料として応用できます。
強み
合成法は安価・メンテナンスが容易かつアルミニウム精錬で長年にわたって技術が確立されている溶融塩電解法です。二酸化炭素を固体炭素まで還元処理できる技術は国内外で競合性が低いため、他と差別化できる新たな二酸化炭素の資源化技術になります。
テクノロジー
450℃・1気圧CO2下の高温溶融塩中での電解によりカーボンナノチューブの合成に成功(Suzuki et al., Electrochim. Acta, 2023.)。25℃・1気圧CO2下のイオン液体中での電解により非晶質炭素めっきに成功(Yamamoto, Suzuki et al., J.Electrochem.Soc., 2023.)。
共同研究仮説
動作温度や生成量に応じた規模感の電解セルの設計・開発。また、合成炭素の機械的・化学的・生体工学的などの材料評価。
研究者