保温材下の高温炭素鋼管の全面減肉検査の技術開発
プラント設備の老朽化が進んでおり、設備の保安・保全が重要である。しかしながら、保安・保全業務の効率化と労働力不足の解決が喫緊の課題である。そこで、プラントの稼働を停止しない非破壊検査法の重要性が高まっている。保温材を剥がさず、高温のままでプラント稼働も止めない、保温材下の炭素鋼管の減肉評価を実現する。一回のスクリーニングで全面減肉検査可能な技術開発する。
2023年度公募
seeds-4714 -
【中部】
保温材下の高温炭素鋼管の全面減肉検査評価
VISIONビジョン
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VISION
ビジョン
保安・保全業務の効率化と労働力不足に貢献し、持続可能社会を実現する
USE CASE
最終用途例
保温材下の炭素鋼管の減肉評価装置
USE CASE 01保温材を剥がさず、高温のままでプラント稼働も止めない、保温材下の炭素鋼管の減肉評価を実現する。
APPLICATION
保温材下の高温配管用炭素鋼管の全面腐食減肉検出
プラント設備等の保温材で覆われた高温炭素鋼管の腐食減肉検出
STRENGTHS
強み
保温材下の炭素鋼管の減肉評価
STRENGTHS 01
保温材を剥がさず高温のまま動的測定可能、装置の抵コストを実現
一回のスクリーニングで全面減肉検査が可能。検査速度は 75 mm/s、減肉15%以上で全面減肉検出を実現。保温材を剥がさず、高温のままでプラント稼働も止めず、保温材下の炭素鋼管の減肉評価が可能。従来の製品と比較し場合、装置本体の価格が1/6以下。
TECHNOLOGY
テクノロジー
新パルス渦電流試験技術
TECHNOLOGY 01
電磁気現象を利用した非破壊検査の高度化
これまで、渦電流探傷用試験片を管状電気炉260℃に加熱し、開発した耐熱コイル系で、真鍮丸パイプの内面円周スリット・外面円周スリット・ドリル穴貫通・内面穴の欠陥信号を検出した。高温真鍮管の欠陥検出に成功している。本技術は、新たに貫通コイル型と呼ばれるコイル系とパルス渦電流試験を組み合わせたパルス渦電流試験技術を開発する。
PRESENTATION
共同研究仮説
新パルス渦電流装置の社会実装
共同研究仮説01
保温材下の高温炭素鋼管の全面減肉検査技術の開発
実証実験、規格化、装置開発
非破壊検査関連会社との協業でプラント設備等の実証実験を行い、規格化を推進し、保安・保全業務の効率化と労働力不足の解決を目指しましょう。実用化にあたって、開発するパルス渦電流装置の規格化を目指しましょう。本技術に基づく、新パルス渦電流装置を一緒に開発しませんか。
RESEARCHER
研究者
