NEDO 官民による若手研究者発掘支援事業 「若サポ」
若手研究者産学連携プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION

がん診断・治療に利用される5-ALA原料の低コスト化を実現し、医療アクセス向上と適用拡大に貢献します。
APPLICATION

ペプチド医薬の高機能化に必要な非天然アミノ酸を安価に供給し、新薬開発や低コスト化を後押しします。
APPLICATION

5-ALAの植物成長促進剤としての利用拡大や、機能性ペプチドの農薬・素材領域への活用拡大を実現し、新市場創出につなげます。
強み
有機電解を用いて炭素-窒素結合を直接形成することで、従来の発酵法や多段階有機合成に比べて合成工程の短縮が期待できます。工程数削減による製造コスト低減と生産効率向上を目指します。
反応駆動力として電気を利用するため、酸化剤や還元剤の使用を抑えることができます。副生成物や廃棄物の発生を低減できるほか、再生可能エネルギーとの親和性が高く、持続可能な化学品製造への展開が期待されます。
汎用的なエステルやアルデヒドを出発原料として利用し、原料構造を変えることでさまざまなアミノ酸へ展開できます。医薬品原料、農業資材、機能性材料向け分子など、幅広い用途への応用が期待されます。
テクノロジー
共同研究仮説
アミノ酸製造メーカーや受託合成企業と連携し、電解反応のスケールアップ、生産性向上、品質評価を進めたいと考えています。産総研が反応開発を担い、企業の製造技術や設備知見を組み合わせることで実用化を加速します。
創薬企業や原料メーカーと連携し、5-ALAや非天然アミノ酸の有望用途を探索したいと考えています。ターゲット分子の選定から性能評価、製造プロセス設計までを共同で進め、社会実装可能性を高めます。
農業資材メーカーや素材メーカーと連携し、5-ALAやペプチド関連化合物の新規用途開発を進めたいと考えています。実用性能評価と市場ニーズの検証を通じて、新たな高付加価値市場の創出を目指します。
研究者
2012年に筑波大学大学院にて博士(理学)を取得。トロント大学博士研究員、京都大学助教を経て、2018年より産業技術総合研究所に着任。現在は有機電解を活用したC-N結合形成反応や低濃度CO₂資源化技術の研究開発に従事している。NEDO未踏チャレンジでは研究代表者として企業との共同研究を推進し、低濃度CO₂利用技術の創出と実用化検討に取り組んだ。これらの研究開発は、NEDO GI基金事業での実証研究に発展した。2024年には経済産業省素材産業課に出向し、研究開発事業の企画・運営に携わり、市場・政策・産業界のニーズを踏まえて研究開発を社会実装へつなげる視点を培った。2022年度石油学会奨励賞受賞。
https://researchmap.jp/7000009467
有機金属化学
二酸化炭素資源化
有機電解合成
有機ケイ素化学
触媒化学
化学メーカー