若手研究者産学連携
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
システインの代替品として、対象商品に、より高機能、高付加価値を与える。
強み
高い抗酸化作用を持つとされるL-システインペルスルフィドは、その分不安定であることが想定されます。今回の技術は、酵素反応の、温和な条件で高効率に触媒作用を示す、というメリットを生かした反応効率のよいL-システインペルスルフィド生産系となります。
テクノロジー
研究代表者は、酵素のX線結晶構造解析による反応中間体の構造評価手法を確立し、この五年で、硫黄代謝系酵素の原著論文を3件、総説論文2件を報告しています。よって、今回の人工酵素の開発テーマでも、これまでの硫黄代謝系酵素の研究経験を生かし、L-システインペルスルフィドを生み出せる人工酵素を設計していきます。
共同研究仮説
バイオ系、化学系企業。(理由)化成品やバイオ系商品としての原料としての開発が必要であり、研究シーズとして本系が確立されれば、大量生産のノウハウを持つ企業との共同研究が理想的です。
イベント動画
研究者
■教育歴:2011年 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻
(化学系)修了博士(理学)
■職歴:2011-2015年 マックスプランク陸性微生物学研究所 ポスドク
2015-2020年 埼玉大学大学院理工学研究科 助教
2020-現在 埼玉大学大学院理工学研究科 准教授
■代表的な論文
R. Nakamura,et al, “Snapshots of PLP-substrate and PLP-product external aldimines as intermediates in two types of cysteine desulfurase enzymes” FEBS J. 2020, 287, 1138-1154.
リンクURL
http://www.saitama-u.ac.jp/entrance/scweb/column/column01/1816/
http://s-read.saitama-u.ac.jp/researchers/pages/researcher/aZwEQBIX