2022年度公募 seeds-2375 - 【近畿】 耐衝撃性オールバイオマスプラスチックの開発
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VISIONビジョン

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VISION

ビジョン

汎用樹脂ABSを凌駕する機能をバイオマスプラスチックで実現

持続可能な社会に貢献するカーボンニュートラルな耐衝撃性プラスチック

脱炭素化に貢献するバイオマスプラスチックを環境調和型の高分子・添加剤により高機能化し、汎用樹脂の代替となるような実用的物性を備えた材料を開発します。実用化を目指すにあたり物性だけでなく作製プロセスの簡便性も重視しています。さらに、熱可塑性樹脂特有の高いリサイクル性にも着目した技術開発にも取り組みます。

USE CASE

最終用途例

プラスチック製品など

USE CASE 01耐衝撃性が要求されるプラスチック製品

APPLICATION

APPLICATION

自動車や建築部材、OA機器、電気製品、雑貨等

身の回りのプラスチックをカーボンニュートラルな高性能材料により代替することで、持続可能な社会に貢献します。

STRENGTHS

強み

バイオマスプラスチック単独では発現しない物性をブレンド技術により達成

STRENGTHS 01

実用性の高い物性を汎用的なプロセスにより創出

汎用的なブレンド技術に着目することで高い生産性が要求されるプラスチック製品に適応した技術シーズとなると考えております。

TECHNOLOGY

テクノロジー

プラスチックの構造制御による飛躍的な物性向上

TECHNOLOGY 01

溶融混錬過程での機能付与によるプロセス簡略化

相溶性の低い異種ポリマー間の界面親和性向上プロセスをブレンド工程において実施することで、簡略なプロセスで高性能材料を作製する技術を開発しています。この技術を利用することで、単純なブレンドでは成し得ない物性を獲得できます。このように、物性・機能と構造の相関に基づく学術的検証を元に実用的な新素材を追及しています。

PRESENTATION

共同研究仮説

汎用樹脂と同等の仕上がりを実製品に近い形状で検証

共同研究仮説01

製品化へ向け一歩ずつ前進して参りたいです。

射出成型・モデル試作

本プラスチック材料の実用化へ向け、成型技術をお持ちの企業に連携して頂き、モデル試作などを通して実用化への検証を一緒に進めて頂きたいと考えております。

EVENT MOVIE

イベント動画

RESEARCHER

研究者

菅原 章秀 大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻 高分子材料化学領域  
宇山研究室 助教

http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~uyamaken/

研究者からのメッセージ

環境に優しい原料を利用し高性能な材料の開発に精一杯取り組みます。

企業様との連携を通じて実社会へのアウトプットに挑戦して参りたいと考えております。宜しくお願い申し上げます。