超低電圧で発光可能な白色デバイスへの応用
従来デバイスに対して駆動電圧を半減であるため、RGB単色素子をいずれも低電圧で駆動できます。実用的なデバイスとしてタンデム型などへ転用した際も低電圧化の利点が大きく働く。加えて、励起子拡散を利用することで、単素子による白色発光デバイスを目指しています。これにより乾電池で駆動可能な白色光源への応用へチャレンジします。
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ビジョン
従来デバイスに対して駆動電圧を半減であるため、RGB単色素子をいずれも低電圧で駆動できます。実用的なデバイスとしてタンデム型などへ転用した際も低電圧化の利点が大きく働く。加えて、励起子拡散を利用することで、単素子による白色発光デバイスを目指しています。これにより乾電池で駆動可能な白色光源への応用へチャレンジします。
最終用途例
APPLICATION
常時駆動が必要な照明光源などへの応用が期待できる。発光メカニズムとして従来有機ELの半分の駆動電圧で発光が得られるため、デバイスモジュールを構成する周辺部材・回路への負担を軽減できる。
強み
D/A界面での電荷再結合と励起子アップコンバージョンを応用しているので、発光材料の光学ギャップに対して約半分相当の電圧で駆動することが可能になった。
テクノロジー
学術論文として2報報告済み、その他一般雑誌への寄稿を2報している。関連特許は国内・国外申請ずみ。プレスリリースでの反響は大きく、日本経済新聞などの新聞紙 6誌、国内 webメディア 11社、国外 webメディア 8社で掲載された。
Adv. Opt. Mater., 10 (2022) 2101710.
J. Mater. Chem. A, 10 (2022) 19935–19940.
共同研究仮説
LEDなどの発光光源を作製する企業、照明光源などを作製する企業とのコラボレーションを希望しています。私達は薄膜形成や素のデバイス評価を得意としており、原理に関するライセンスも申請中です。しかし、実デバイスへの実装に関しては素人であり、ともに社会実装してくパートナーを募集しております。
本研究に関する基本特許を申請中です。しかし、より広く社会還元を考えるのであれば、これらを有効に活用していただく企業様が必要不可欠と考えます。周辺特許化も含めともに足場を固めるパートナーを募集しております。
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研究者