2023年度公募 seeds-4864 - 【関東】 遺伝子解析情報つき機能的細菌株ライブラリの大規模開発
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VISION

ビジョン

体内外の細菌叢から、有用な機能を有する細菌網羅解析・発見、そして利活用を加速する

現在遺伝子解析で未知の細菌叢解析は進むが、機能を活用するのは容易ではない

・機能的微生物株の産業応用への期待は大きい
・多くの細菌は、培養するのは容易ではない。そのため近年、培養せずに菌叢ゲノムを読んでしまうメタゲノム解析により、難培養だった細菌叢の特性や役割、未知の機能的な細菌が次々見つかってきた
・高解像度の遺伝子配列が分かっても、代謝や物質生産など、機能を実証・活用するには、培養した生菌株が非常に有用となる。しかし、ゲノム解析した後に、生菌は残っていない
・機能株利活用プロセスのスループットとスケールが律速である

USE CASE

最終用途例

①新しい機能性細菌株の迅速単離、あるいは、②メタゲノム解析付き大規模機能的細菌ライブラリの提供

USE CASE 01食品、化粧品分野

APPLICATION

APPLICATION

革新的な機能性商品の開発を行う

①新しい機能性細菌株の迅速単離、あるいは、②メタゲノム解析付き大規模機能的細菌ライブラリの提供を行うことにより、革新的な機能性商品の開発に挑戦する。

USE CASE 02創薬・製薬分野

APPLICATION

APPLICATION

生菌ライブラリ、単離細菌クローン利用

①生菌製剤(腸内細菌カクテル)の開発、あるいは②薬剤スクリーニング(化合物併用)、薬剤耐性評価に資するプラットフォームを開発する。

STRENGTHS

強み

メタゲノム解析と生細菌株ライブラリの大規模迅速生成を、並行して両立。単離へ

STRENGTHS 01

メタゲノム解析と生細菌株ライブラリの大規模迅速生成

本技術は、独自の光学核酸バーコード技術を用いる。大規模な、有用微生物のゲノム情報付きクローンライブラリ生成を、1実験で行うことを目指している。
プレートやウェルを使って逐次・反復的に行なった場合に比べて、スループットを大幅に加速し、機能性微生物の探索範囲を飛躍的に拡大することを狙う。

TECHNOLOGY

テクノロジー

メタゲノム解析と生細菌株ライブラリの大規模迅速生成を、並行して両立。単離へ

TECHNOLOGY 01

メタゲノム解析と生細菌株ライブラリの大規模迅速生成

本技術は、独自の光学核酸バーコード技術を用い、数万-数10万の規模で、有用微生物のゲノム情報付きクローンライブラリ生成を、1実験で行うことを目指している。
プレートやウェルを使って逐次・反復的に行なった場合に比べて、スループットを大幅に加速し(数ヶ月〜年単位 → 週単位を目指す)、機能性微生物の探索範囲の飛躍的な拡大を狙う。

PRESENTATION

共同研究仮説

以下のような業界の企業ご担当者様と意見交換したいと考えています

共同研究仮説01

食品、化粧品分野

機能性細菌の発見や開発に関する共同研究

食品業界においては、プロバイオティクス、プレバイオティクス、シンバイオティクス研究開発・商品開発分野の方と、機能性細菌の発見や開発におけるペインと共同研究の可能性について。
化粧品業界においては、機能性細菌の発見や開発に関する共同研究開発の可能性について、お話ししたい。

共同研究仮説02

製薬分野

機能性細菌の発見や開発に関する共同研究

創薬、スクリーニング部門において、腸内細菌と薬剤の組合せを調べる際に、必要となる特定の細菌株の単離・培養株の作成など、共同研究開発の可能性について、ご相談したい。

RESEARCHER

研究者

太田禎生 東京大学先端科学技術研究センター
経歴

2013 工学博士 (カリフォルニア大学バークレー校)
2014 助教 (東大大学院理学系研究科)
2014-2018 さきがけ研究者 (JST)
2016- シンクサイト株式会社創業、現CSO
2018- 准教授 (東大先端科学技術研究センター)
2019- 東大先端研LSBMディレクター

細胞解析技術、マイクロ流体技術、光学技術、ソフトマター技術、工学技術
サイエンスドリヴンな産業や雇用、社会インパクトの創出に強い興味があります

研究者からのメッセージ

機能性微生物の探索範囲を飛躍的に拡大する

サイエンスドリヴンな産業や雇用、社会インパクトの創出に強い興味があります