若手研究者産学連携
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
現在、加工機では取り除けないような細かいバリなどは手作業で取り除いています。これを自動化できます。
APPLICATION
食品などの柔軟物や不定形物のピッキングのためには専用のハンドやツールを用いることが多い。しかし、本技術を使うと一つのハンドで多様な物体を操作できるようになるため、特別なハードウェアが不要になります。
APPLICATION
組立作業では多くの部品を接触させながら制御する必要があります。これは非常に困難でこれまでは人の手作業に頼らざるを得なかったのです。本技術を用いればこれも自動化できるようになります。
強み
速く動くためには環境の動的な力を制御する必要があります。環境が変動するとその影響はさらに顕著になります。本技術はこのような早い力の変動に対応することができます。
テクノロジー
これまでにも、人間がロボットを直接手で動かして軌道を教示すれば適切な動作を教示できました。しかし、現実のロボットは理想的には制御できないため、制御の遅延により所望の動作を得られません。そこで本技術では2台のロボットを同期させる遠隔操作制御によりこれを解決しました。遠隔操作時には人間は制御が遅延する前提の技能を発揮しつつ同時に環境への適応能力も発揮します。この技能を模倣することで、制御の遅延を補償した高速動作が可能かつ、環境への適応能力を両立できるのです。
共同研究仮説
イベント動画
研究者
2011 年3 月慶應義塾大学大学院理工学研究科総合
デザイン工学専攻博士課程修了。
2011年4 月から2019 年3 月まで、埼玉大学工学部
電気電子システム工学科助教。
2019 年4 月より、現職、筑波大学システム情報系准教授。
2011 年、2020年電気学会産業応用部門誌論文賞受賞。
2020年日本ロボット学会
Advanced Robotics Excellent Paper Award受賞。
2022年IEEE IES Best Conference Paper Award 受賞。博士(工学)。
主としてロボティクス、モーションコントロール、ハプティクスの研究に従事。
https://mclab.iit.tsukuba.ac.jp/