機械・構造物の軽量化によって脱炭素に貢献
輸送機器分野をはじめとする機械構造物においては、軽量化に伴う燃費削減が喫緊の課題となっています。次世代航空機や空飛ぶ自動車などの構造部材には軽くて高強度、高靭性の素材が用いられます。生産性、リサイクル性の優れる熱可塑性CFRPは構造部材の候補の1つとなりますが、材料コストが高いためすべての金属材料と置き換わるのではなく、マルチマテリアル構造として用いられます。強固かつ信頼性の高い異種接合技術によって、機械構造材料の軽量化及びリサイクルに貢献します。
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ビジョン
輸送機器分野をはじめとする機械構造物においては、軽量化に伴う燃費削減が喫緊の課題となっています。次世代航空機や空飛ぶ自動車などの構造部材には軽くて高強度、高靭性の素材が用いられます。生産性、リサイクル性の優れる熱可塑性CFRPは構造部材の候補の1つとなりますが、材料コストが高いためすべての金属材料と置き換わるのではなく、マルチマテリアル構造として用いられます。強固かつ信頼性の高い異種接合技術によって、機械構造材料の軽量化及びリサイクルに貢献します。
最終用途例
強み
テクノロジー
金属表面(特にアルミニウム合金)に様々な形状のナノ構造を付与することができます。表面化学修飾についてもポリアミド樹脂をはじめ、難接合のPEEKにも応用できます。異種材料の変形は混合モードとなります。純モードの力学特性を評価できる技術を有しています。
関連論文:
Composites Science and Technology, 2022, 224(16), 109459.
Journal of Composite Materials, 2021, 55(22), 3131-3140.
Composites Part B: Engineering, 2019, 172, 26-32.
共同研究仮説
実用化に向けて様々な材料の選択肢があります。それに応じて表面処理技術や接合条件も変わってきます。当研究グループでは異種接合の基本原理を追求することで、製品化に向けた基盤技術開発や力学的特性評価、接合機構解明に貢献します。
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研究者
■経歴
2021年4月―現在 早稲田大学 理工学術院 教授
2016年4月―2021年3月 早稲田大学 理工学術院 准教授
2014年4月―2016年3月 早稲田大学 理工学術院 講師
2008年5月―2014年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 助教
2007年4月―2008年4月 日本学術振興会特別研究員(DC2、PD)
2005年10月―2007年3月 早稲田大学 理工学研究科 機械工学専攻
客員研究助手
2011年11月―2012年2月 シドニー大学 航空・機械・電子工学科
訪問学者
■主な受賞歴
日本複合材料学会 林賞、2020年6月
船井情報科学財団 船井学術賞、2017年4月
文部科学省 文部科学大臣表彰若手科学者賞、2017年4月
■研究業績
https://www.hosoi.amech.waseda.ac.jp/publications.html