若手研究者産学連携
プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION

イオンペアセンサーを用いて、河川や工場排水中の有害イオンを現場で迅速に検出できます。分析装置に頼らず、簡便で継続的な監視が可能です。
MARKET

水質規制強化やSDGsへの対応により、オンサイトでの検査ニーズは急速に高まっています。国内外の環境モニタリング市場において、導入ハードルの低い新規センサーは強い需要が見込まれます。
IMPLEMENTATION

センサーを設置することで、従来のサンプリング・分析の手間を削減し、異常を即時検知。災害時や緊急対応にも活用可能で、社会全体の安全性向上に直結します。
APPLICATION

製造工程で発生するイオンを即時にモニタリングし、製品の品質や安全性をリアルタイムで保証します。
MARKET

産業プロセスにおける異常検知や品質保証はグローバル市場でも不可欠であり、低コストで導入可能なセンサーは競争力を高めます。
IMPLEMENTATION

現場での即時検知により、製造ライン停止や不良品発生を未然に防ぎ、効率的な生産を支えます。
強み
テクノロジー
共同研究仮説
水質管理やバイオモニタリング、産業プロセスの品質管理など、多様な現場に最適化したセンサー開発を企業と共に進めたいと考えています。大学側では新規分子設計と検出技術の提供を、企業側では現場での適用検証や実装技術の開発を担い、社会実装を加速します。
研究設備
当研究室は有機合成設備を中心に、分子設計、材料合成、センシング特性評価までを一貫して行える体制を整えています。これにより、基礎研究から実用化検討までスピーディーに展開可能です。
研究者
2014年 名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻博士後期課程 修了
2014年4月〜2017年5月 立命館大学(前田大光研究室) 専門研究員
2017年6月〜2023年3月 山形大学大学院有機材料システム研究科 助教
2023年4月〜 山形大学大学院有機材料システム研究科 准教授(現職)
【受賞】
2010 年 9 月 東海高分子学生奨励賞
2011 年 9 月 東海高分子学生奨励賞
2013 年 11 月 CSJ フェスタ 2013 優秀ポスター発表賞
2015 年 3 月 日本化学会第 95 春季年会 優秀講演賞(学術)
2019 年 5 月 高分子研究奨励賞
材料メーカー
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