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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
脳に関連する病気として脳炎やてんかん発作、睡眠障害やアルツハイマー型認知症等、様々存在します。気軽に脳波が計測出来るようになれば,脳由来の病気の早期発見手法の確立が期待できます。
APPLICATION
近年、脳波を活用することで「車椅子の操作」や「脳波タイピング」などが行える先進的なデバイスの実現に注目が集まっています。
強み
テクノロジー
「ランダムアンダーサンプリングを実現する回路」と「独立成分分析、外れ値検知を活用したアルゴリズム」を組み合わせることで外乱の自動検出、除去を可能にする技術です。圧縮センシングでは外乱混入により復元精度が悪化するため、「高圧縮・高復元精度」の実現に必要な技術となります。復元方法であるOMP,BSBLともに、本技術の有効性を確認することが出来ました。
圧縮センシングでは、測定対象の信号をスパースな情報に変換できれば、復元精度を高めることが出来ます。そこで、ヒトの脳波をコンピュータが学習することで、脳波信号をよりスパースな信号に変換が可能な辞書を実現します。上記「外乱の自動検出・除去技術」と組み合わせると、さらに復元精度を改善出来ることが分かっています。
共同研究仮説
御社の実現したい商品・アプリケーションを起点に,「どのような脳波信号(生体信号)情報を取得するべきか」を共に考え、その要求に特化したデバイスを私のシーズ技術を活用することで開発したいと考えています。更に、社会ニーズを考慮し、新アプリケーションの開発にも積極的に挑戦したいと考えています。
ハードウェア・ソフトウェア協調センシング技術は、脳波計測に関しての有効性はもちろん、他の生体信号や医療画像への応用にも期待が出来、現在研究中です。御社で取り扱いたい信号に対しても、シーズ技術が有効に働く可能性があります。まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。
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研究者
大阪大学大学院工学研究科電気電子情報通信工学専攻
■経歴
2010年11月 – 2013年3月 九州大学 システム情報科学研究院 助教(任期有)
2013年4月 – 2019年5月 山梨大学 工学部 助教
2015年5月 – 2017年5月 米国Stanford University, Department of Electrical Engineering, Visiting Assistant Professor
2019年6月 – 2022年6月 大阪大学 工学研究科 講師
2022年6月 – 大阪大学 工学研究科 准教授
■受賞歴
2016年 山梨大学 平成27年度山梨大学優秀教員奨励制度 表彰
2014年 IEEE Symposium on Low-Power and High-Speed Chips 2014 Best Poster Award
2013年 電子情報通信学会 学術奨励賞
2013年 電気学会 電子・情報・システム部門研究会 優秀論文発表賞
等多数.すべての情報はhttp://ssc.eei.eng.osaka-u.ac.jp/~dkanemoto/で公開中.