2020年度公募 seeds-1085 - 【東北】 亜臨界溶媒分離法の用途開発 -人や地球環境に優しい抽出分離技術を目指して-
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VISIONビジョン

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VISION

ビジョン

近未来の実用的応用・社会実装に向けて

化学工学的単位操作(蒸留・抽出・分離塔等)のスケールダウン,そして近未来のグリーンイノベーションへ

開発した亜臨界溶媒分離法は,在来型の蒸留・抽出・分離等の化学工学プロセスとは異なり,大幅なスケールダウンを実現できることがメリットです,自然界にありふれた環境溶媒のみを製造工程に用いることができる点もメリットの一つと考えています.SDGsの推進に向けて,日本発の医薬食品・飲料・化粧品・化成品等の製造工程のグリーンイノベーションを目指します.

USE CASE

最終用途例

次世代グリーン製造工場や新製品・素材の創出に向けて

USE CASE 01医薬食品・飲料・化粧品・化成品の新たな価値を創造します

APPLICATION

APPLICATION

亜臨界溶媒分離法は,在来型蒸留・抽出・分離法の複合化技術です

低極性・高極性化合物や沸点の異なる化学物質の分離に長けています.クロマト法の精密性には及びませんが,物質群としての分離・分画操作には向いています.

STRENGTHS

強み

ヒトの五感に迫る新しい製品価値の創造に向けて

STRENGTHS 01

在来型の常圧プロセス由来の製品とは一味違う価値を創造します

環境適合型溶媒を用いた新しい分離技術や装置の普及拡大を通じて,
人の五感に寄与しうるような健康で心豊かな社会基盤の創出を目指しています.
国際展開に向けた大学発ベンチャーへの挑戦も視野に入れています.

TECHNOLOGY

テクノロジー

多成分混合環境溶媒における高圧気液平衡を駆使した新しい工学研究領域を切り開いています

TECHNOLOGY 01

開拓した実験装置・手法・理論の普及拡大に向けて

独自に開発した実験装置・手法をもとに,大学環境でこそ実現できる理論研究も鋭意進めています.世界をリードする日本発の分離予測シミュレーションをさらに高精度化しつつ,時短かつ効率的で最適なケーススタディーのソリューション提供を目指していきたいと考えています.国際的にさらにリードの幅を広げるためには,より広範な応用分野での用途開発が必要で,実証データを集積することでの実績の積み重ねがさらに必要です.

PRESENTATION

共同研究仮説

亜臨界溶媒分離法のさらなる用途開発に向けて

共同研究仮説01

蒸留・抽出・分離等に係る企業ニーズをリクエストします

天然・合成素材や未利用資源には未知の可能性が秘められています

現在,企業等で市販化されている製品の純度向上や副産物の応用に向けての分離技術の相談等に本技術のさらなる飛躍のためのヒントが隠されているケースも多いと考えています,ご相談内容からのヒントを是非ご提供ください.

RESEARCHER

研究者

研究者からのメッセージ

社会的企業ニーズにより次世代の研究者や学者を育んでいただけたら嬉しいです

今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます.