NEDO 官民による若手研究者発掘支援事業 「若サポ」
若手研究者産学連携プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION

日本の地熱開発において掘削した井戸の地熱資源への接続確率は30%程度です。
そんな時でも,多方向にき裂を伸ばせば,接続確率が格段に上がります。
MARKET

地熱開発の初期コストの多くを占めるのは井戸の掘削費用です。地熱資源に接続できなくてもこの手法があれば無駄になりません。結果的に井戸の本数が減らせます。
IMPLEMENTATION

地熱発電のコストが抑えられるので発電単価の低下が見込めます。
MARKET

シェールガス開発では,井戸を水平に何本も掘りガスを開発します。き裂が多方向に伸びるので井戸一本あたりのガス生産量を増やし,井戸の本数の削減が見込めます。
IMPLEMENTATION

井戸の本数を減らすことでより経済的に地下資源開発が可能になります。またこれまでに経済的に開発が難しかった部分の資源も開発できるようになります。
強み
既存の多方向き裂造成技術は,爆発物,ガス燃焼,電磁パルスを利用した非現実的なものばかりである。一方で本技術は,流速によって粘度が変化し,固体-流体の相変化を使用できるようなせん断増粘流体という機能性流体を使うことで,多方向き裂造成を可能にした。
他の手法が,かなり特殊な機材を準備し,ロジスティクスがかなり複雑なオペレーションが必要であるが,本技術は,機能性流体を準備するだけで実施が可能である。従来の水圧破砕の機材がそのまま使える。
テクノロジー
機能性流体(せん断増粘流体:例 かたくり粉の水溶き液)の粘度変化により,流体↔固体の相変化を用いて造成したき裂を一時的に閉塞する。井戸の水圧を再度上昇させ,他の部分にき裂を造成します。結果的に,効率的にエネルギーを地下に与えることができており,その結果多方向にき裂が造成できることになります。
岩石力学最高峰ジャーナルに掲載,US, AUS等で特許登録手続き中。
共同研究仮説
NEDO若サポでは,~10 mスケールの準フィールド実験を鉱山内のトンネルで実施し,スケールアップを図ります。そのさらに上の~1000 m規模のフィールドで本技術の最終的な実証試験を行いフィールド応用時のノウハウを蓄積し,社会実装します。
現状,実験室で使う研究レベルの機能性流体(せん断増粘流体)を用いています。実際のフィールドである地熱開発の現場でもせん断増粘効果を示し,かつ環境にやさしく,安価な機能性流体の開発が必須です。
研究者
2013 Mar. 東北大学大学院 環境科学研究科 Ph.D.
2013 Apr. 東北大学流体科学研究所 博士研究員
2014 Aug. Visiting scientist, MIT
2015 Jan. Visiting scientist, SED/ETH
2016 Aug. Postdoctoral fellow, MIT
2018 Sep. 東北大学 流体科学研究所 助教
2025 Apr. 東北大学 流体科学研究所 准教授~
https://researchmap.jp/7000022438
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物理探査
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