三次元光集積による消費電力を抑えた高速かつ効率的なデータ処理
半導体三次元フォトニックナノ構造の量産化が実現すれば、需要が高まっている半導体フォトニクス市場において、三次元光集積の実現可能性を提示し、消費電力を抑えた高速かつ効率的なデータ処理が可能となる。したがって、データセンターの消費電力削減やAI、5G、IoTのリアルタイム処理が強化できるため、LiDARなど通信や自動車、電気機器の分野も含めて、低コストで高性能なデバイスやサービスの提供が期待できる。
NEDO 官民による若手研究者発掘支援事業 「若サポ」
若手研究者産学連携プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
半導体三次元フォトニックナノ構造の量産化が実現すれば、需要が高まっている半導体フォトニクス市場において、三次元光集積の実現可能性を提示し、消費電力を抑えた高速かつ効率的なデータ処理が可能となる。したがって、データセンターの消費電力削減やAI、5G、IoTのリアルタイム処理が強化できるため、LiDARなど通信や自動車、電気機器の分野も含めて、低コストで高性能なデバイスやサービスの提供が期待できる。
最終用途例
APPLICATION

光学顕微鏡画像のリアルタイム処理とステージの精密な自動制御を組み合わせ、指定したナノ構造を自動的に所定の位置に配置して、高品質な三次元フォトニック構造を量産化する。
強み
本事業では、半導体による三次元ナノ構造を高い精度と自由度で作製できるため、完全フォトニックバンドギャップを備えた光の侵入・放出制御が実現し、光散逸を抑えたナノ共振器や導波路の精密な構築が可能となる。
テクノロジー
10ミクロン四方の大きさで、厚み140 nmの半導体薄膜の内部に、500 nm周期で120 nm幅の半導体が配列したストライプパターンを電子線リソグラフィ技術によって形成する。この薄膜に対して極微なプラモデルのように、針で薄膜を切り離し、ファンデルワールス力によって針に接着してピックアップした後、垂直なポストで位置制御して積層する。
共同研究仮説
本事業では、光学顕微鏡画像のリアルタイム処理と、それに合わせたステージの精密自動制御が鍵となる。そのため、光学顕微鏡や精密ステージの企業との共同研究が必要であると考える。本事業の成果については、所属する大学がコア技術の特許取得を通じて技術的独自性を確保しつつ、上記企業との連携を強力に推進する。
研究者
シリコンや化合物半導体のナノ加工。特に三次元ナノ構造の作製に従事。
電子線リソグラフィ・反応性イオンエッチングの受託加工も実施。