食品や農産物の殺菌から悪性腫瘍(がん)細胞の不活化に向けたプラズマの応用
「プラズマ殺菌」という殺菌法をお聞きになったことはありますか。この殺菌法は,気体をプラズマ化することで得られる高い反応性を利用し,有害な微生物や病原体などを殺菌,不活化することのできる新規的な殺菌法として実用化が期待されています。本手法は,低温かつドライな環境下で実行できることから,熱や水に弱い食品や農産物などにも適用することが可能であり,これまでにない新しい殺菌手法として期待されています。佐世保高専では,マイルドなプラズマ源を開発し,食品や農産物の殺菌から悪性腫瘍(がん)細胞の不活化への応用を目指しています。