2022年度公募 seeds-3115 - 【関東】 不織布マスク再利用に向けたマスクチャージャーの開発
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VISIONビジョン

VISION

ビジョン

マスクの再利用で人にも環境にも優しい社会へ

ポリプロピレンフィルターの再利用

コロナの影響によって、世界中で人々が生活の中でマスクを日常的に着用する文化が培われてきた。今後も、マナー、花粉症、大気汚染による健康被害対策としてマスクの着用は国と地域によっては長期的に継続すると考えられる。現在、世界中で毎月1290億枚にも上ると言われている。プラスチック廃棄物による環境負荷軽減のためにも、不織布マスクのリサイクル手法開発が求められている。また、不織布マスクを輸入に頼っている日本では2020年4月の第一波時、深刻なマスク不足に陥った。不織布マスク再利用手法の開発は、このような将来また起こりうる緊急時に我々の身を守る術として国の安全管理の視点からも重要である。

USE CASE

最終用途例

不織布マスクを洗って再利用

USE CASE 01環境にもお財布にも優しい

APPLICATION

APPLICATION

使用後のマスクを洗浄・帯電することで何度でも使える

一日使用したマスクは汚れや臭いなど気になる方も多いはず。洗浄するだけでは静電気が落ちるためフィルター効果も落ちてしまう。そこでマスクチャージャーでリチャージすれば、安心・安全にマスクを再利用できる。

STRENGTHS

強み

マスクにしっかり静電気が付加

STRENGTHS 01

ポリプロピレンに静電気を直接印加

空気清浄機やヘアドライアーなどに使用されるマイナスイオン発生器では、大気中の水分子分解によりマイナスイオンを作りそれを付加することで間接的に対象を帯電させる。本プロジェクトのマスクチャージャーはポリプロピレンに高電圧をかけて直接電荷を注入するため、強度・持続性ともにより優れていると考えられる。

TECHNOLOGY

テクノロジー

コッククロフト・ウォルトン回路による安全な高電圧発生

TECHNOLOGY 01

高電圧でも低電流であるため触れても人体に影響がない

Recharging N95 masks by van de Graaff generator for safe recycling
Sugihara, K.*
Soft Matter 2021, 17 (1), 10-15.

「N95マスク」を静電気で再利用可能にする技術開発
ANN News テレビ朝日 (2020.12.18 10:56)

東大、コロナ下で不足するN95マスクの再利用手法を開発
日本経済新聞 (2020.12.17)

「N95マスク」を静電気で再利用可能にする技術開発
News Livedoor (2020.12.18)

PRESENTATION

共同研究仮説

ライセンシングと商品開発

共同研究仮説01

安全性・デザインの向上

電気用品安全法に基づき家電としての販売が可能かどうかを検証

コッククロフト・ウォルトン回路を用いた静電気発生装置は、静電気特有のバチっという軽い痛みを伴う放電が起こることがある。そこで、家電メーカーなどの企業と、稼働中はロックがかかり蓋が開かなくなるなどの工夫を織り込み、最終的には電気用品安全法に基づき家電としての販売が可能かどうかを検証していく必要がある。

RESEARCHER

研究者

杉原 加織 東京大学 生産技術研究所(講師)

経歴

申請者はETH Zurichで博士を取得(Prof. Janos Voros)、ドイツのMax Planck研究所でポスドク(Prof. Joachim Spatz)を経た後、2014年からスイスのジュネーブ大学でテニュア・トラック助教として6年間独立して研究室を運営し、2020年から現職に移動してきた者である。これまでに全論文35本(ファーストが11本、ラーストオーサーが15本)、特許2本を発表し、2.5億円以上の競争的研究資金を獲得、20以上の招待公演を行なっている。昨年はコロナ研究によりテレビにも出演した(ANN News テレビ朝日)。2回産休をとっている。

Kaori Sugihara

研究者からのメッセージ

とりあえずご連絡ください!

現在1stプロトタイプが完成しデモンストレーションを行っております。最終的には共同研究・ライセンシングを目指しておりますが、企業目線のフィードバックをいただけるだけでもプロジェクトの大きな役に立ちます。ポリプロピレンの効率的な利用という意味で、建物の空気循環システム、空気清浄機などのビジネスにも興味があります。少しでも興味を持っていただきましたら、ぜひ気軽にご連絡いただけるととても嬉しいです。