NEDO 官民による若手研究者発掘支援事業 「若サポ」
若手研究者産学連携プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION

天然に生育する微細藻類を母材と混ぜ合わせるだけで樹脂化することにより、藻類を抽出せず丸ごと利用する。高いバイオマス度を低エネルギーで実現する分散型のバイオマス素材を開発する。
IMPLEMENTATION

既存のバイオマスプラスチックの製造では、新たに大型プラントが必要となるなど、設備投資が必要である。それに対して本技術では既存設備を利用できるため、技術の社会実装スピードが飛躍的に高まる
APPLICATION

AIが素材の特性を解析して最適な原料配合を自動生成し、用途ごとに必要な性能を備えたバイオマス樹脂を効率的に設計する。無駄のない材料選択と高い環境価値を同時に実現可能な技術を構築する。
APPLICATION

地域に自生する藻類を直接樹脂化し、その場で材料化できるため、原料輸送に伴うエネルギーやコストを大幅に削減しながら、高いバイオマス度を持つ持続可能な素材供給を実現する。
強み
これまで活用が進んでこなかった微細藻類を構造材料として利用することで、持続可能性の観点からも新たな可能性を切り開くものである。また、藻類そのものを利用することで加工プロセスを大幅に簡素化でき、低コスト化が可能となるため、汎用プラスチック分野への応用が現実的となる。
リグニンやセルロースナノファイバーは高性能ながら抽出や精製が複雑でコストが高く、汎用樹脂としての普及に限界がある。これに対し、抽出工程を必要としない本技術ではプロセスを大幅に簡素化し、より広い用途で使える低コストなバイオマス材料の実現につながる。
テクノロジー
共同研究仮説
使用用途に応じた添加剤の導入など、複合樹脂の実用化に向けた改良が不可欠であり、樹脂の加工成型に関するノウハウを持つプラスチック加工メーカーなどとの連携が不可欠である。また、既存の成型加工設備を用いた藻類複合樹脂の製造可能性を検証し、産業的スケールでの実用性を示すことが重要である。
研究者
2024年 4月-現在 東京工科大学工学部応用化学科 講師
2019年 4月-2024年 3月 東京工科大学工学部応用化学科 助教
2018年 4月-2019年 3月 東京工科大学工学部応用化学科 助手
2017年 4月-2018年 3月 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任研究員
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