高品質グロー放電による半導体電力削減
本研究で開発する大電力パルス電源を用いることで既存の技術よりも高効率、高均一かつ大電力でパルスグロー放電を生成することが可能になります。これにより半導体露光用光源、CVDやプラズマスパッタリングによる薄膜形成で使用するプラズマを更に高効率、高均一、高出力で生成可能となり、レーザーや薄膜形成の電力削減と共に高品質化、高出力化を実現します。
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ビジョン
本研究で開発する大電力パルス電源を用いることで既存の技術よりも高効率、高均一かつ大電力でパルスグロー放電を生成することが可能になります。これにより半導体露光用光源、CVDやプラズマスパッタリングによる薄膜形成で使用するプラズマを更に高効率、高均一、高出力で生成可能となり、レーザーや薄膜形成の電力削減と共に高品質化、高出力化を実現します。
最終用途例
APPLICATION
高速かつ安定なパルス電力供給ができる電源とスパッタリング装置を組み合わせることで、大電力かつ均一で持続時間の長いグロー放電を生成し、成膜速度と品質を向上させます。
APPLICATION
高速かつ安定なパルス電力供給ができる電源と半導体露光用レーザー装置を組み合わせることで、大電力かつ均一で持続時間の長いグロー放電を生成し、半導体露光の高出力化と高効率化を実現します。
強み
従来までの技術では、均一な放電着火のための高電圧大電流の高速立ち上がりとその後の安定な電力供給を同時に実現するのが難しいため、高密度グロー放電を長時間維持するのが難しい課題がありました。当シーズでは高度なパルスパワー技術の組合せでそれを同時に実現し、維持時間の長い高品質なグロー放電を可能とします。
テクノロジー
均一な高密度グロー放電を実現するための高速かつ安定な電力供給をマルクス発生方式、半導体による大電力スイッチング、半導体開放スイッチ、パルス形成線路、ピーキングコンデンサを組合わせて実現します。これらはパルスパワー発生のために確立されている重要な要素技術であり、現在も高性能化、小型化、高電圧化のために多く研究されています。特に半導体開放スイッチ、ピーキングコンデンサは高電圧、大電流を高速に立ち上げる技術として注目されており、均一な放電着火に貢献します。また、パルス形成線路はフラットトップなパルス電力を供給する技術として多くのパルス電源に採用されており、安定なグロー放電維持に貢献します。
共同研究仮説
半導体製造装置業界や薄膜・メッキ業界と共同研究を行いたいと考えております。開発する大電力パルス電源を用いて、高効率、高均一かつ大電力でパルスグロー放電を生成し、プラズマスパッタリングによる成膜の高速度化、高品質化及び電力削減を実現します。
半導体製造装置業界やレーザー業界と共同研究を行いたいと考えております。開発する大電力パルス電源を用いて、高効率、高均一かつ大電力でパルスグロー放電を生成し、半導体露光光源出力の高出力化と損失電力削減を実現します。
研究者