2022年度公募 seeds-2432 - 【近畿】 深層学習を用いた磁石同期モータの自動設計
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VISIONビジョン

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VISION

ビジョン

モータ・パワーエレクトロニクスのすべてのデータを知識に変える

AIと協調したモータ・パワエレ設計

ものづくり業界全体で、これからどんどん「ハードウェアからソフトウェアへの転換」が進行していくと思います。そんな状況下で私は、少ないリソース(人、お金、時間)でも高い水準のハードウェア設計を行うための「設計AI」を研究しています。ただし、世の中の設計者を全てAIによって代替する未来は描いていません。私が目指しているのは「超優秀な設計AIと人間の設計者が共存する社会」です。AIが得意なことはAIが担って、人間が知恵を絞るべきところは人間が頑張る、そんな社会を目指しています。

USE CASE

最終用途例

モータ関連分野の設計開発をより効率的に

USE CASE 01モータ設計最適化をより短時間で!

APPLICATION

APPLICATION

省・脱有限要素解析なモータ設計

事前に大量のデータをモータ設計AIに学習させることで、仕様が決まってすぐにモータ設計が完了します

USE CASE 02モータを含むシステム設計をより高精度に!

APPLICATION

APPLICATION

より正確なシステム設計

モータ設計が短時間で完了するため、システム側の仕様変更(直流電圧の変更など)による効果概算の確度が向上します

USE CASE 03モータ向け磁性材料開発の目標設定を高解像度に!

APPLICATION

APPLICATION

新規磁性材料の効果の明確化

磁性材料開発において、目標とする磁気特性のモータ特性への改善効果が即座にわかります

STRENGTHS

強み

モータ・パワーエレクトロニクスの理論とAI技術の融合

STRENGTHS 01

従来のモータ・パワエレ理論に上手にAI技術を組み合わせます

例えばモータ設計AIの学習では、AI技術にモータ理論を適合することで更なる高性能化が図れることが、これまでの研究で明らかになっています。

TECHNOLOGY

テクノロジー

機械学習・深層学習を活用した磁石同期モータの自動設計システム

TECHNOLOGY 01

磁石同期モータの自動設計システムの適用範囲の拡大

“磁石同期モータの設計時には、様々な要求特性を考慮する必要があります。これまでの研究では、機械学習・深層学習を活用して、平均トルクや限界速度、永久磁石減磁や損失・効率、トルクリプルといった様々なモータ特性を考慮できる自動設計システムを構築してきました。
本研究に関連する発表で、学会からは5件の賞を受賞しています。(詳細:https://yuyumoyuyu.com/intro/)”

PRESENTATION

共同研究仮説

ビッグデータ時代の新しい設計スタイル

共同研究仮説01

ビッグデータを活用した設計開発を行うパートナーを探しています

ビッグデータを活用した設計開発

ここ数年でデータの重要性は大きく変わりました。これまで人の経験や勘に頼っていた設計開発を、ビッグデータを活用することにより、短期間でシステマティックに行うことができます。一緒にAIを活用した設計開発を行いませんか?

共同研究仮説02

無駄になっている製品データはありませんか?

製造業はデータの宝庫

製造業では、過去の試験評価データや市場でのデータなど、様々な製品に関するデータを抱えていらっしゃると思います。それらは適切に活用すれば新たな価値創造につながります。

EVENT MOVIE

イベント動画

RESEARCHER

研究者

清水悠生 立命館大学大学院 理工学研究科(助教)
経歴

■経歴
2018年4月 トヨタ自動車(株)(~2020年3月)
2021年2月 大阪府立大学 非常勤研究員(~2022年3月)
2021年4月 大阪工業大学 非常勤講師(~2022年3月)
2022年3月 大阪府立大学大学院 博士後期課程 修了、博士(工学)
2022年4月 立命館大学 理工学部 電気電子工学科 助教(現在に至る)

■Webサイト

https://yuyumoyuyu.com/intro/

研究者からのメッセージ

AI技術でモータ・パワーエレクトロニクス分野に変革を

高度な情報化社会が進展する世の中で、ものづくり設計のあり方というのも柔軟に形を変えていくべきだと強く感じています。ビッグデータやAI等の情報科学技術を活用して、更なる技術革新をモータ・パワーエレクトロニクス分野で興していきましょう!