2024年度公募 seeds-5296 - 【東海】 高純度GaN基板を活用した高効率青色面発光レーザーの実現
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VISIONビジョン

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VISION

ビジョン

低消費電力化による環境負荷抑制に貢献し、人々の生活をより豊かにする。

超スマート社会実現に向けた次世代照明・ディスプレイを生み出す。

次世代の照明・ディスプレイ光源とであるレーザー・ディスプレイの市場は年々成長しており、2027年には1兆円を超えると予測されています。一方で、超スマート社会や脱炭素社会の実現には、照明やディスプレイの低消費電力化が求められています。次世代の照明・ディスプレイ光源として固体光源である半導体レーザーが期待されています。本研究では、半導体レーザーの中でも小型化・低消費電力化・二次元アレイ化が可能な面発光レーザーに着目し、人々の生活をより豊かにするために高効率な青色面発光レーザーの実現を目指します。

USE CASE

最終用途例

地球を傷つけない次世代光源の実現

USE CASE 01次世代ディスプレイの実現による低消費電力化

APPLICATION

APPLICATION

小型ヘッドマウントディスプレイの開発

光源の小型化、高性能化によってより高性能でデザイン性の高い製品が開発できます。また、エンターテイメントのみならず、医療やインフラ業界への普及も視野に入ります。

STRENGTHS

強み

低消費電力、高出力化が可能

STRENGTHS 01

デバイス構造上の優位性

基板面に垂直に光を放射する構造であることから、従来の端面発光レーザーと比べて小型化、低消費電力化が可能です。また、二次元アレイ化による高出力化も期待できます。

TECHNOLOGY

テクノロジー

超高純度GaN基板の活用

TECHNOLOGY 01

本来の物性を最大限に活用します。

半導体は不純物や欠陥の密度等によってその物性が大きく変化します。そのため、その物性を最大限に活用し、デバイスの特性を向上させるためには超高品質のGaN基板が必要となります。代表者はこれまでGaNの結晶成長、特に基板作製に使用される結晶成長手法の研究に長年従事し、GaNの高純度化や伝導度制御、デバイス作製を行ってきました。このバックグラウンドを十分に活かすことによって、結晶成長からデバイス作製まで一気通貫で実施し、研究科台の早期実現を目指します。

PRESENTATION

共同研究仮説

VCSELの高性能化に向けたGaN基板の共同開発

共同研究仮説01

VCSEL用GaN基板の共同開発

青色VCSELの高効率化に向けたGaN基板の検討

高効率、高出力青色VCSELに最適化されたGaN基板を共同で開発してくださる企業様をお探しています。

RESEARCHER

研究者

大西一生 三重大学 研究基盤推進機構 半導体・デジタル未来創造センター 助教
経歴

2022年3月 名古屋大学大学院 工学研究科電子工学専攻 博士後期課程修了
2022年4月 名古屋大学 未来材料・システム研究所 特任助教
2024年4月 三重大学 研究基盤推進機構 半導体・デジタル未来創造センター 助教

研究者からのメッセージ

次世代の光源を実現したいです。

高効率青色VCSELを実現し、持続可能社会の実現に貢献したいと考えています。少しでも興味のある企業様がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけますと幸甚です。