NEDO 官民による若手研究者発掘支援事業 「若サポ」
若手研究者産学連携プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
最終用途例
MARKET

製造業や物流、建設、介護など身体負担の大きい現場を対象に、作業負担と体力情報を可視化して労災と離職を防ぎ、持続的な就労を支援する技術である。
IMPLEMENTATION

作業負担計測と体力データを統合し、個々に最適なリスク評価と負担軽減を実現する。無理のない作業配置や健康維持を支援し、労災予防、人材定着、生産性向上に寄与する技術である。
APPLICATION

補助器具を実作業空間で使用し、作業負担計測と体力データに基づいて効果を定量評価する技術である。導入判断や適切な器具選定に役立ち、負担軽減と安全性向上に寄与する。
強み
動作センサと腰仙椎アライメントモデル、NIRS等を統合し、従来は専門機器と熟練者を要した腰部負担や筋疲労評価を、軽量ウェアラブルによって現場で非侵襲・リアルタイムに可視化する。体力データと組み合わせた個別リスク評価により、作業改善や補助器具・自動化導入の客観的指標を提供する。
多種センサと内部モデルを統合した非侵襲ウェアラブルにより、専門機器や熟練者を要する従来法より低コストかつ現場実装性に優れ、高精度な個別リスク評価を可能とする。
本技術は、作業現場の安全管理から労務管理、工程改善、自動化判断、経営戦略まで一貫して活用可能な作業負担データ基盤として機能し、労災予防と生産性向上、持続的な人材活用に貢献する。
テクノロジー
本デバイスは、複数のセンサで取得した腰部の動作データと、複数姿勢で撮影した腰仙椎アライメントX線画像から構築したモデルを組み合わせることで、腰部負担をリアルタイムに可視化する。従来は専門機器や熟練観察者を要していた腰部負担評価を、軽量なウェアラブル化によって現場で誰でも簡便に実施できる点が特長である。
NIRSの値を基にした、複数のセンサおよび筋活動推定アルゴリズムを用いて、作業中の上肢や下肢における筋疲労を非侵襲的に推定するウェアラブルシステム。
従来の筋疲労評価は筋電計などの専門機器を必要としたが、本研究では複数のセンサを組み合わせることで、安価で現場で簡便に利用できる疲労推定システムの開発を進めている。
共同研究仮説
作データから身体内部の状態を推定する非侵襲的センシング技術の共同研究を進めたいと考えています。複数センサの計測値から特徴量を抽出し、現場で使いやすい簡便な推定システムを構築することで、作業負担の可視化や安全性向上に貢献できる技術基盤を企業と共に創出していきます。
腰痛リスクの高い業界や、省人化・自動化が求められる一次産業などを対象に、実際の作業負担と作業者の体力を計測し、どの程度の負担が生じているかを定量的に評価する。その結果に基づき、作業方法の見直しや補助機器、自動化導入などの具体的な改善案を企業と共に提案していく。
イベント動画
研究者
【経歴】
2024年4月 – 現在:香川大学 創造工学部 講師
2022年4月 – 2024年3月:苫小牧工業高等専門学校 准教授
2018年4月 – 2022年3月:苫小牧工業高等専門学校 助教
【受賞歴】
2023年2月:論文賞(産業応用工学会)
2021年11月:JSRMR2021 最優秀賞
2020年12月:SI部門 研究奨励賞(計測自動制御学会)
建築業界・介護業界
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本シーズ以外の論文