2022年度公募 seeds-2437 - 【九州・沖縄】 あらゆる物体を検索できるフィジカル・サーチ・システム(PSS)の研究開発
  • IT・通信
  • サービス
  • IoT
  • 情報
  • AI
  • #深層学習
  • #人工知能
VISIONビジョン

このシーズに
問い合わせる

VISION

ビジョン

“探し物”からの開放:モノの場所も検索するCPS時代の人工知能

「OK,AI!アレどこだっけ?」→「3日前にタンスの2段目にあなたが入れましたよ」

膨大な量のモノに囲まれた現代は,すべてのモノの場所を人間が覚えておく時代ではありません.家でも会社でも屋外でも,カメラさえあれば,あらゆるモノの移動を人工知能が覚えてくれる時代はすぐそこまで来ています.恋人の電話番号を覚えていた時代を懐かしく感じるように,大切なモノをしまった場所を覚えている時代が懐かしくなる日も目の前です.

USE CASE

最終用途例

使い方は,あなた次第!

USE CASE 01最近,失くしたものは何ですか?

APPLICATION

APPLICATION

移動した全てのモノを撮影していたら,モノは無くなりません.

会社の倉庫でも自宅のリビングでも,モノは動かさなければ無くなりません.動きをトリガーにすべてのモノを撮影し,AIがラベルをつけて記録することで,あらゆるモノが検索できるようになります.

STRENGTHS

強み

大量の学習用データ?そんなものは必要ありません.

STRENGTHS 01

カメラを設置するだけでモノが探せる人工知能へ.

導入しても,すぐに使えないシステムは不便ですよね?フィジカル・サーチ・システムでは,ユーザが寝ている間にも,画像を撮影/切り出し/分類/ラベル付けを自動で実行し続けます.導入日以降に動いた全てのモノが検索できるようにします.

TECHNOLOGY

テクノロジー

メタ深層学習?

TECHNOLOGY 01

深層学習のその先へ.

フィジカル・サーチ・システムの技術的なポイントは,深層学習の使い方を工夫している点です.学習方法を学習することをメタ学習と呼びますが,フィジカル・サーチ・システムは深層学習というアルゴリズムを組み合わせて使うためのメタアルゴリズムと呼ぶことができます.皆さんの使い道に応じたフィジカル・サーチ・システムを目指します.

PRESENTATION

共同研究仮説

求む!使いたい人!

共同研究仮説01

使い道は,使う人次第.

使い道は,使う人次第.

あなたは何をAIに探してほしいですか?Web検索の使い道が千差万別であるように,フィジカル・サーチ・システムの使い道も多種多様です.あなたが探したいものを,我々に教えてください.それを探せるように,フィジカル・サーチ・システムを一緒に開発しましょう.

EVENT MOVIE

イベント動画

RESEARCHER

研究者

中山功一 佐賀大学理工学部(准教授)
経歴

1978年長崎出身.2002年に三重大学で進化計算/遺伝的アルゴリズムの研究テーマで修士(工学)を取得.2005年に京都大学で創発的システム設計の研究テーマで博士(情報学)を取得.(株)ATR,(独)NICTを経て,2010年から佐賀大学理工学部・准教授.学生が起業した学内ベンチャー5社の取締役および業務執行社員.情報処理学会論文誌:ジャーナル特選論文,情報処理学会:山下記念研究賞,福祉機器コンテスト:優秀賞,GLOBAL HEALTH:BEST PAPER AWARD,ICOST:BEST MULTI-DISCIPLINARY PAPER AWARDなどを受賞.

研究者からのメッセージ

研究者の人工知能から,みんなの人工知能へ

“人工知能”が気軽に使える時代が近づいてきましたが,まだまだ研究者の手を離れてはいないのが現状です.一般企業でもご家庭でも,気楽に使える人工知能に向けて,我々の研究成果がお役に立てれば幸いです.