2026年度掲載 seeds-009-0014 - 【関東】 プログラマブル光周波数コムを用いた三次元空間位置計測
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研究の成熟度

  1. TRL1

    基本原理・
    現象の確認

    基礎研究

  2. TRL2

    原理・現象の
    定式化

    基礎研究

  3. TRL3

    実験による
    概念実証

    応用研究

  4. TRL4

    実験室での
    技術検証

    応用研究

  5. TRL5

    使用環境に
    応じた技術検証

    実証

  6. TRL6

    実環境での
    技術検証

    実証

  7. TRL7以上

    実環境での
    技術検証

※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度

VISIONビジョン

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VISION

ビジョン

機械の「本当の位置」を測る

1 µm級三次元空間計測への挑戦

加工機、測定器、ロボットなどさまざまな機械があり、指令値によって、作業/加工などを行いますが、必ずしも指令値 = 実際の工具先端・ロボット先端位置ではありません。ですので、自動化や無人化が進み、機械が働いても実際にいる場所を、高精度に測定/把握できなければ、加工精度が保てなかったり、作業精度が担保できず、高度な自律生産は難しいのが現状です。

USE CASE

最終用途例

空間の位置を高精度に測定します

USE CASE 01様々な産業機械の三次元的な位置を測定

APPLICATION

APPLICATION

測定器の空間精度計測

工作機械なら工具刃先、計測ならプローブ先端の空間位置が、機械の精度を司っている。現在は、熟練者が校正を行なっているが、時間コスト・属人的である。これを自動計測できれば、自動補正・自律化が可能になる。

MARKET

MARKET

ロボットアーム先端の位置計測

ロボットならアーム先端の空間位置が、作業の精度を司っている。そこで、ロボットアームの先端位置をモニタリングすることで、高精度な作業につながる。

STRENGTHS

強み

空間の点の再定義 & 距離の高精度測定に対する新規な技術

STRENGTHS 01

点−面の次元変換による基準点の創出

測定の絶対的な基準となる「基準点」を高精度に決定することは、従来は困難でした。そこで、点を面に変換する「点−面の次元変換原理」を提案し、高精度な基準位置を決定します。

STRENGTHS 02

プログラマブル光周波数コムによる距離計測

距離を高精度に計測する光周波数コムですが、これをより広い距離を高分解能に計測するため、プログラマブル光周波数コムを開発しています。

STRENGTHS 03

吸収型ターゲットによる空間の点の定義

測定点と言いますが、どこを測定していますか?実は結構曖昧です。なので、測定点を高精度に決定する吸収型ターゲットを提案します。

TECHNOLOGY

テクノロジー

光周波数コムのモードを自在に制御するプログラマブル光周波数コム

TECHNOLOGY 01

光周波数コムは10万のモードを同期させることで発振しています

光周波数コムが持つ10万点のモードを空間に分離し、アレイ型光学機器で、すべてのモードをON/OFF制御します。それによって、自在に光周波数コムのモードを制御できます。その結果、光周波数コムの繰り返し周波数を変調し、物差しとなるパルス間隔を制御することで、測定レンジや測定分解能を制御でき、つまり、メートル級の長距離をサブマイクロ級の高精度に計測することを可能とします。また、プログラマブル光周波数コムを用いることで、デュアルコムを1台で構築する可能性もあり、空気屈折率の補正などにも応用を期待しています。

PRESENTATION

共同研究仮説

試作器を作成し、原理の検証をしたい

PRESENTATION 01

様々な技術シーズがありますが、実機検証に困難が伴う

高精度な測定器を共同で作成しませんか?

本研究の三次元空間位置計測に限らず、空間精度、幾何精度、表面形状、オンマシン計測など様々な研究を展開しており、それらの研究は良い可能性を示していますが、それらの実機を作り実用に向くかの検証はなかなか難しい状況にあります。それについて、一緒に展開ができると嬉しいです。

RESEARCHER

研究者

道畑正岐東京大学 大学院工学系研究科 准教授
経歴

2002年 大阪府立高専 卒業
2004年 大阪大学 工学部 卒業
2010年 大阪大学大学院 博士課程修了 博士(工学)
2010年 大阪大学 機械工学専攻 助教
2015年 東京大学 先端研 助教
2019年 東京大学 精密工学専攻 准教授

研究者からのメッセージ

面白い研究提案を行なっています。一緒に新しいものを切り拓いていけると嬉しいです

空間精度に限らず、三次元の形状、長さ計測、変位計測、表面計測などにおいて、新しい手法を提案し、これまでに測定できなかった精度や測定できなかったものを計測できるように、光技術を駆使して研究を展開しています。一緒に共同研究などをさせていただき、少しでも社会に役立てられると嬉しく思います。