国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が実施する、官民による若手研究者発掘支援事業(以下、「若サポ」)は、大学等の若手研究者と企業との共同研究の形成を支援することにより、次世代のイノベーションを担う人材の育成と新産業の創出を目指しています。
その一環で、2026年9月に開催した「材料・ケミカル」回、「エレクトロニクス」回に続き、 10月19日(月)に「環境・エネルギー」領域をテーマとした、少人数・技術分野特化型の研究シーズマッチングイベントを対面(野村総合研究所 東京本社)にて開催いたしました。
本イベントは、各技術領域に関心を持つ企業のR&D・新規事業開発等の担当者を対象とし、若手研究者のピッチや対面での対話を通じて研究開発テーマを深く知っていただき、企業の技術ニーズと結びつけることで共同研究の創出を目指したものです。
「環境・エネルギー」領域で少人数・対面形式のマッチングイベントを実施
「環境・エネルギー」回では若手研究者5名にご登壇いただき、企業担当者12名にご参加いただきました。
当日のプログラムでは、前2回の開催と同様、まず各若手研究者が最新の研究進捗や社会実装への展望を5分で紹介する「ピッチプレゼン」を行いました。続く「自由質問・討論会」では、企業担当者が各研究者のもとを自由に訪れ、ピッチ内容を深掘りするフリーディスカッションを実施。技術の詳細や応用可能性について、活発な意見交換が行われました。
さらに、事前の登録や当日の希望に基づく「個別面談会」(1回約30分)では、個別ブースにて1対1形式で共同研究に向けた具体的な議論が交わされました。8件の個別面談が実施され、今後の連携へとつながる有意義な機会となりました。

総括──全3回を通じた成果や参加者からの声
「材料・ケミカル」「エレクトロニクス」「環境・エネルギー」の3つの技術領域に特化して開催された本マッチングイベントでは、全回を通じて延べ17名の若手研究者と50名(39社)の企業担当者にご参加いただきました。
研究者からは「テーマを絞った形でのイベントで狭く深く交流できたことで、効果的な情報交換につながった」や、「個別面談会において、共同研究の可能性や各社が有する製品・技術について非常に有意義な議論をすることができた」といったお声をいただきました。また、企業担当者からは「共同研究の可能性があるシーズを見出し、新たな技術を持った先生方との接点を得られた」や、「個別面談会で研究者へ詳細な質問ができ、1対1で意見交換できる貴重な機会になった」といったお声をいただきました。
さらに、本イベントでの出会いがきっかけとなり、イベント終了後に研究者と企業とのオンライン面談も実施されました。その結果、全3回のイベントを通じて、合計64件の個別面談(イベント当日の面談および後日のオンライン面談を含む)が組成され、今後の共同研究や連携に向けた検討につながりました。また、当日の対話やイベント後のオンライン面談等を通じ、研究者と企業担当者との間で、目前の研究テーマにとどまらない継続的な関係構築の場となった様子もうかがえました。


「若サポ」は、今後もイベントの開催等を通じ、産学連携の推進に寄与
「若サポ」は、今後も定期的にマッチングイベントを開催し、若手研究者と企業による産学連携を推進していきます。
今後のマッチングイベントに関する情報は、NEDO「若手研究者産学連携プラットフォーム」(本サイト)をはじめ各種媒体を通じて発信していく予定です。









