若手研究者産学連携
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ビジョン
最終用途例
強み
選手位置、姿勢、イベントデータ自動取得のためのアルゴリズムおよびデータセットを多数公開しています。画像処理だけでなく、その後の解析まで想定している研究室は世界でも希少です。
プレー結果、イベント、移動軌跡などを予測し、結果論でなく過程の「良い」動きを評価します。例えば、ボールを受けずに犠牲となる動きをした選手も、従来では全く評価できませんでしたが、私達が世界で初めて評価しました。
選手の意思決定と行動をモデル化して全時間の全行動価値を算出し最適なプレーを提案します。データから任意の場面でどう動けば良いかを提案することができます。
テクノロジー
フィールド検出、選手・ボール位置推定、イベント取得を正確に行います。その後のデータ前処理・解析を行うオープンソース解析基盤OpenSTARLabを構築します。例えばシュートの選手を特定し、シュート姿勢を自動分析する技術を公開しました。世界初のサッカー試合中の単眼3次元姿勢分析を行いましたが、今後はこのような技術が増加することが予想されます。
予測モデルにより空間や行動の価値を計算し、現在の場面から複数の選択肢と評価値を提示します。例えば、イベント予測に基づく「点が入りそうな動き」の評価、数理モデルを用いた(上図)スペース評価、軌道予測に基づく犠牲となる動きの評価など、オープンソース解析基盤OpenSTARLabにより、様々な競技・フォーマットに対応予定です。
共同研究仮説
研究者
2014年京都大学大学院人間・環境学研究科の博士後期課程にて博士号を取得後、理化学研究所革新知能統合研究センターの研究員などを経て、2021年から名古屋大学大学院情報学研究科准教授。2020年からJSTさきがけ研究員(信頼されるAI領域)。2023年名古屋大学赤崎賞を受賞。機械学習とスポーツアナリティクスの融合などに関する研究を行なっており、最近では様々な団体と連携した技術の社会実装についても取り組んでいる。
ホームページ:https://sites.google.com/view/keisuke198619jp/