2022年度公募 seeds-3144 - 【近畿】 接触・飛沫・空気感染制御を目指した病原体の生存しにくい環境の創出と製品適用技術
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VISIONビジョン

VISION

ビジョン

感染に強い社会の構築

感染伝播のメカニズム解明による一般社会スペースでも適用可能なより有効な感染制御法の構築

病原体安定性が表面の種類によって異なるメカニズムの解明および安定性をコントロールする手段の構築を目指す。また物体表面上での病原体安定性評価と同様に、飛沫粒子中の病原体安定性評価系を構築し、飛沫・空気感染リスク評価および空間消毒の有効性評価を目指す。最終的に接触・飛沫・空気感染成立の全貌解明によって、病院だけでなく一般社会スペースおよび家庭内でも適用可能な現行より有効な感染制御法・感染に強い社会(居住空間・生活習慣・生活用品・人々の知識/意識)の構築を目指す。

USE CASE

最終用途例

現行より有効な新しい感染制御方法

USE CASE 01病原体の生存しにくい表面環境を創出する消毒薬・消毒方法・消毒習慣

APPLICATION

APPLICATION

消毒薬・消毒方法・消毒習慣

強い消毒効果と強い残留消毒効果を併せ持つ消毒薬を環境消毒や手指消毒に使用することで、「環境・皮膚の適切な消毒」と「病原体が生存しにくい環境・皮膚表面の創出」を同時に達成することができる。

USE CASE 02病原体の生存しにくい表面環境を創出する表面加工・処理技術(材料そのものも含む)

APPLICATION

APPLICATION

抗菌・抗ウイルス作用のある表面加工・処理技術・材料

実使用条件(病原体液が表面に付着後乾燥する状況)の再現された抗ウイルス・抗菌表面加工の評価系を構築することで、実使用条件での有効性が実証された優れた抗ウイルス・抗菌表面加工技術・材料の開発につながる。

USE CASE 03有効な空間消毒方法の構築、有効性が実証された空間消毒機器の開発

APPLICATION

APPLICATION

空間消毒方法・空間消毒機器

空間消毒の効果の有無および最も有効な空間消毒法が明らかになる。この知見は有効性が実証された空間消毒機器の開発につながり、従来機器と比して製品価値は極めて高くなることが期待される。

STRENGTHS

強み

最新かつ最高精度の病原体安定性評価系・残留消毒効果評価系を保有している。

STRENGTHS 01

最新かつ世界最高精度の病原体安定性評価系

本研究開発にとって大きなアドバンテージとなる次の2つの独自の評価系を有している。
①:最新かつ世界最高精度の物体表面上における病原体安定性の評価系を有している、②:①の安定性評価系をさらに進歩させて今まで評価できなかった残留消毒効果を正確に評価する評価系を世界で唯一保有している。

TECHNOLOGY

テクノロジー

最新かつ最高精度の病原体安定性評価系・残留消毒効果評価系

TECHNOLOGY 01

最新かつ最高精度の病原体安定性評価系・残留消毒効果評価系

上記①については関連する論文を有名誌に多く発表している(代表的なものとして、(1:Hirose et al. Clinical Infectious Diseases, 2020;73(11):e4329-e4335. 2:Hirose et al. Clinical microbiology and infection, 2021;27(7):1042.e1-1042.e4.)、②についても論文を有名誌に発表している(3:Hirose et al. Environmental Science & Technology, 2021;55(23):16044-16055.)

PRESENTATION

共同研究仮説

病原体の生存しにくい表面環境を創出する表面加工・処理技術・消毒薬の開発および空間消毒機器の開発

共同研究仮説01

病原体が生存しにくい表面環境を創出する表面加工処理技術・消毒

表面加工・処理技術・消毒薬(消毒方法)

①手指消毒用・環境消毒用消毒薬の製造メーカー
② 抗ウイルス/抗菌表面加工メーカー(製紙業界・金属加工業界・住宅業界・食品衛生業界など)およびコーティング・塗装等の表面加工装置の製造メーカー
※その他抗病原体表面の製造開発に関わるメーカー

共同研究仮説02

飛沫空気感染予防効果が実証された空間消毒機器の開発

空間消毒機器

空間消毒機器の製造メーカー(新しく構築する空間消毒効果評価系に基づき有効な消毒薬・霧化量が決定し、有効性が実証された空間消毒機器の開発が実現し、製品適用へとつながる)

RESEARCHER

研究者

廣瀬亮平 京都府公立大学法人 京都府立医科大学
( 助教)
経歴

2007年3月 京都府立医科大学医学部医学科 卒業
2016年10月 京都府立医科大学大学院医学研究科 早期卒業
2016年11月 京都府立医科大学大学院医学研究科

消化器内科学/感染病態学 助教(併任) 《現在に至る》
専門領域;微生物学・環境感染症/感染制御学・流体力学(レオロジー)

臨床医学・医療材料開発

研究者からのメッセージ

感染症に強い社会を目指して

2000年以降の医学は目まぐるしい進歩を遂げていますが、感染制御分野はあまり大きな進歩が見られておりません。新型コロナウイルスの感染拡大の制御も現段階での知見では難しく、より有効な感染制御法・感染に強い社会(居住空間・生活習慣・生活用品・人々の知識/意識)の構築が求められます。我々は、病原体の安定性(生存)が表面の種類によって異なるメカニズムの解明およびその安定性をコントロールする手段の構築を目指しています。