若手研究者産学連携
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基礎研究
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基礎研究
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応用研究
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実証
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技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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強み
テクノロジー
本研究の土台となる基礎技術として下記の論文発表をしています
〇ダブルベルトプレスを用いた連続樹脂含浸技術
・石田応輔,他,材料システム,35, pp.53-59, 2017.
・O. Ishida, et al., Advanced Composite Materials, 30(1), pp.39-58, 2021.
・O. Ishida, et al., Sampe journal, 57(6), pp.20-25, 2021.
〇溶液含浸技術
・石田応輔,他,強化プラスチックス,62(8), pp.318-323, 2016
PA6溶液にラージトウ炭素繊維織物を浸漬して溶媒を除去すると、繊維束にPA6が含浸した中間基材が得られます。これにPA6フィルムを積層してホットプレス成形することでスタンパブルシートが作製できます。溶液を用いることで顕著な含浸向上が得られます。
・O. Ishida, et al., Composites Part A, 180, 108068, 2024.
共同研究仮説
中間基材メーカー、成形加工企業、装置メーカー、川下ユーザー
ー共同研究では市場ニーズに基づく様々な製品用途へ向けた研究を行います。品質と仕様の改善、及び、量産を見据えた製造プロセスの検証を行います。中間基材メーカー、成形加工企業、川下ユーザーとの共同研究を考えています。
研究設備
上下2本のスチールベルトを回転させ、その間にシート状の基材を挟み、圧力をかけながら加熱→冷却の工程を連続的に行う装置。幅500mm×長尺のシートを成形できます。
イベント動画
研究者
2017年4月~現在 金沢工業大学革新複合材料研究開発センター 研究員
~2017年3月 民間企業で研究開発業務に従事
複合材料工学
メーカー(化学、繊維、自動車、機械)
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