高純度なタンパク質を大量生産可能なタンパク質生産プロセスの実用化
従来の宿主細胞を利用したタンパク質生産プロセスにおいては、宿主細胞の培養時間の延長に伴い、タンパク質の純度が大きく低下することが報告されている。これは長期的に培養された宿主細胞の機能低下が原因であると考えられている。そこで本研究では、細胞の機能低下に応答して自動的に死滅する細胞(オートリニューアル細胞)を利用することで高純度なタンパク質を大量に生産するプロセスを開発する。
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ビジョン
従来の宿主細胞を利用したタンパク質生産プロセスにおいては、宿主細胞の培養時間の延長に伴い、タンパク質の純度が大きく低下することが報告されている。これは長期的に培養された宿主細胞の機能低下が原因であると考えられている。そこで本研究では、細胞の機能低下に応答して自動的に死滅する細胞(オートリニューアル細胞)を利用することで高純度なタンパク質を大量に生産するプロセスを開発する。
最終用途例
APPLICATION
細胞を利用して製造するあらゆるタンパク質の生産プロセスに応用可能
強み
・タンパク質生産プロセスを従来法よりも効率化できる
・宿主細胞から回収できるタンパク質量を著しく増大できる
・コストパフォーマンスが高い
テクノロジー
Tsujimura M, Kusamori K, et al, Scientific Reports 9, 18869 (2019).
Tsujimura M, Kusamori K, et al, International Journal of Molecular Sciences 20, E5759 (2019).
Tsujimura M, Kusamori K, et al, Journal of Controlled Release 275, 78-84 (2018).
共同研究仮説
食品系企業、化学系企業、医療系企業など:低コストで大量に高純度なタンパク質製造を実施している企業と共同での研究を希望
研究者