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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
道路橋に限らず、水道橋、河川堤防、斜面、災害時にもUAVを用いて、点検を行い、3Dモデルを構築して、その後の維持管理、復旧の意識決定などに役立つ。
強み
テクノロジー
橋梁の損傷を漏れなく検出するために、どのような点検ルートを設定すべきかを検討し、橋梁構造の諸元からWaypointの決定方法、3次元モデル構築のための橋梁撮影距離や角度などの知的ルールをまとめる。
腐食、ひび割れ、エフロレッセンス、剥離、漏水などの損傷に対して、高品質の画像を入手し、性質なアノテーション(ピクセルごとのラベリング)を実施し、高品質なデータベースを用いて、高精度なセグメンテーションモデル(AI)が実現される。UAV画像からSfM技術に基づいた3次元モデルを構築し、また、損傷箇所をマーキングした2次元画像によりを構造物損傷の3次元認識手法の構築と検証。
共同研究仮説
UAVによる橋梁点検が近年より始めたばかりであり、企業ではそのようなノーハウがなく、大学からの指導や自律飛行による効率の向上が求められており、一方、大学の方もそれを実践するとどのような問題が生じるのかを予測することが難しく、実践しながら問題解決型研究を実施する必要がある。共同研究段階ではさらに、自律飛行の作業時間を短縮して、200メートル以上の長大橋梁への適用も検討する。
現状ではまだ訓練写真が少なく、研究者のチームでのデータ整理とアノテーションにも限界があり、企業と共同研究して、写真の入手やアノテーション作業の補助が企業よりの専門家の協力と意見が必要となる。
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研究者
中国北京出身、南京東南大学卒業同大学大学院修士課程修了、愛知工業大学大学院博士(工学)学位を得て、京都大学研究員、埼玉大学助教を経て、現職。研究分野は、構造工学、橋梁耐震、免制震、橋梁維持管理、鋼構造、UAV、AI、IoTを用いた新しい構造工学と地震工学。