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付け爪型ウェアラブルセンサは、小型かつ薄型であることが重要です。そのため、容量の大きな電池を搭載することができません。これまでに、容量6mAhの小型電池にて動作可能な、男性親指サイズのプロトタイプを開発しました。このプロトタイプには、計測回路、無線回路、電池が内蔵されており、計測した心拍数を無線送信することが可能です。これまでに、爪に生じる心拍由来の微小ひずみ再現装置を用いて性能評価実験を実施し、約1週間の連続動作を達成しました。
(参考動画)
https://www.youtube.com/watch?v=e9PmGhCcQCA&t=13s
「JSTセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラム 新技術説明会 ~ヘルスケア関連~」(2019年5月30日開催)
共同研究仮説
現在、プロトタイプの作製に成功していますが、今後の製品化に向けては、製品の小型化・計測制度の高性能化などの技術向上に加え、製品としてのデザイン向上が求められます。共同研究の中では、技術向上、実証実験等を通じて、製品化に向けた研究を行います。
研究設備
イベント動画
研究者
2013.3 東京大学大学院医学系研究科医学博士課程 修了, 博士(医学)取得
2013.4 香川高等専門学校機械電子工学科助教
2017.4 香川高等専門学校機械電子工学科講師
実績:
・受賞
第40回日本生体医工学会中四国大会,若手講演奨励賞,2017年
第2回COI学会,優秀賞,2019年
・知財
特許6774108, ウェアラブル脈波センサ
特開2018-121704, ウェアラブル脈波センサ
論文リンク:
・Nail Tip Sensor: Toward Reliable Daylong Monitoring of Heart Rate(2020), https://doi.org/10.1002/tee.23132
・Measurement of Micro-Strain in Nail Caused by Pulse Wave(2020), https://doi.org/10.14326/abe.9.31
・付け爪型脈波計を用いた生活環境下での心拍モニタリング(2018), https://doi.org/10.1541/ieejeiss.138.587