若手研究者産学連携
プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
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ビジョン
最終用途例
強み
物理刺激バイオリアクターは、従来の化学因子依存の培養法とは異なり、張力・圧縮・振動など複合刺激を利用して細胞を制御する新規プロセスです。
これにより分化効率と成熟度を高めつつ、コスト削減と品質の安定化を同時に実現します。
テクノロジー
iPS細胞を培養するとき、多くの研究では「サイトカイン」という特殊なたんぱく質を加えて成長や分化を促します。
しかしサイトカインは高価で扱いが難しく、コストや再現性に課題がありました。
そこで、培養面の硬さを人工的にコントロールすることで、
細胞が自ら正しく増えたり変化したりする環境を再現する方法が考えられています。
細胞は実は培養面の「硬さ」を敏感に感じ取って振る舞いを変えるため、
この性質を利用すれば、薬剤に頼らずに安定してiPS細胞を培養できる可能性があり、我々はそれを実証しました。
これは再生医療や創薬研究を大きく前進させる新しい細胞培養技術です。
共同研究仮説
研究開発などで利用可能な小型バイオリアクターの開発
スケールアップが容易な設計
シングルユース可能なバイオリアクターデバイスの開発
GMP対応
物理刺激を利用した細胞製造の可能性を共に検証しませんか。
細胞医薬品や抗体・エクソソーム等の分泌物、培養食肉まで応用可能で、
共同研究により貴社は産業応用評価を、当方は基盤技術開発を担います。
研究者
2012年3月 九州大学 博士(工学)取得(上平研究室)
2012年4月-2013年10月 大阪大学 工学部(紀ノ岡研究室) 博士研究員
2013年10月-現在 京都大学 薬学研究科 助教 RIセンター 助教(兼担)
https://researchmap.jp/7000009488
・生物化学工学
・培養工学
・幹細胞生物学
・生物物理学
・放射線
製造(CDMO)、商社、メーカー、ベンチャー
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