2025年度公募 seeds-6320 - 【関東】 いつでもどこでも収穫ができる持ち運び可能な小さな果樹栽培ユニット
  • 食品・農業
  • サービス
  • 建設・不動産
  • 農学
  • 環境学
  • カーボンニュートラル
  • 「食」課題(安全性・飢餓等)
  • 人手不足解消
  • コスト削減
  • #都市緑化・ランドスケープ
  • #農福連携とコミュニティ形成
  • #食べるまでの見える化による食育
  • #果樹の小型化と栽培の高速化

研究の成熟度

  1. TRL1

    基本原理・
    現象の確認

    基礎研究

  2. TRL2

    原理・現象の
    定式化

    基礎研究

  3. TRL3

    実験による
    概念実証

    応用研究

  4. TRL4

    実験室での
    技術検証

    応用研究

  5. TRL5

    使用環境に
    応じた技術検証

    実証

  6. TRL6

    実環境での
    技術検証

    実証

  7. TRL7以上

    実環境での
    技術検証

※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度

VISIONビジョン

このシーズに
問い合わせる

VISION

ビジョン

横置きポットを重ねる&並べる、たったそれだけで都市と果物づくりが急接近

『食の安心』と『緑あふれる風景』が両立する豊かな都市とライフスタイルの創造

栽培から輸送、そしてディスプレイがそのままできる果樹の栽培ユニットです。持ち運びできるほど小さいため、重ねたり並べたりするだけで、グリーンカーテンやインテリアとして癒しのランドスケープをデザインできます。またシステムはモジュール化されているため、樹ごとの収穫期の調整や展示の入れ替えといったメンテナンスも容易に。自ら見て触れて収穫したものを食べるという食の安心だけでなく、果物による緑化というユニークなカーボンニュートラルを提供します。都市での果物へのアクセシビリティ向上させ、ふとした瞬間に果物をつまむといった新たな体験を通じて、これまでにないライフスタイルの創造を目指します。

USE CASE

最終用途例

甘くて色鮮やかな果物が主役となる都市・コミュニティの構築

USE CASE 01果物に彩られた新たなランドスケープデザイン

APPLICATION

APPLICATION

屋内空間や壁面の植栽など日々の景色に果物を

果物をつかった緑化により食べられる景観とカーボンニュートラルの両立。1ユニットならホテルのレセプションや、オフィスの憩いの場で果物をつまむといったシチュエーションも。音楽フェスなどのイベントにも!

USE CASE 02『ユニバーサルデザイン』な果物狩り

APPLICATION

APPLICATION

幼稚園や福祉施設での食育・コミュニティ形成に

小さくて運搬しやすいため、色々な品種を比べる学校での食育への活用もできます。収穫だけでなく、福祉施設でのちょっとした農作業の体験は利用者への癒しと交流をもたらします。

USE CASE 03脱・桃栗三年柿八年

APPLICATION

APPLICATION

冬の休眠期間のコントロールによる収穫期の調整

果樹は秋に涼しくなると休眠し、冬の寒さと春の暖かさに触れて目を覚まします。冷やしたり暖めたりなどの促成栽培も、樹が小さいため少ない化石燃料ででき、低コスト・低環境負荷で実現できます。

STRENGTHS

強み

栽培を平面から立体へ

STRENGTHS 01

垂直だから栽培が集約的&省スペースに

垂直に積み上げることで、省スペースで管理できるため、温度管理のコストも少なくできます。また1ユニットが小さく、収穫期の調整も可能なので、労働力の集約や作業負担の分散といった計画的な生産も期待できます。

TECHNOLOGY

テクノロジー

果樹の小型栽培用の資材と早期休眠誘導技術

TECHNOLOGY 01

果樹の小型栽培用の資材(特許出願)

横置きポットと付属のアクセサリーに加え、その設置をするための栽培棚で構成されています。ブドウについては、シャイマスカットを含めたいくつかの品種について、プロトタイプによる栽培試験および栽培法の最適化が完了しているためすぐに製品化できます。またトマトやイチゴ、レタスといった野菜類では垂直栽培は広く研究されているため、技術の転用や既存施設への導入など潜在的なエンドユーザーも期待できます。

TECHNOLOGY 02

早期休眠誘導技術(学会発表)

果樹は落葉して冬に眠りますが、これを自発休眠と呼び、翌年の花を作る期間になります。自発休眠は『誘導』と『覚醒』の2つのステップに分かれますが、栽培中に昼間の長さをコントロールして収穫時には誘導が完了する技術を開発しています。またその後の覚醒には1ヵ月ほどの低温期間が必要ですが、小型化の技術と組み合わせると、冷蔵庫で低温処理してもコストも環境負荷も小さくなります。

PRESENTATION

共同研究仮説

資材の改良と製品化

共同研究仮説01

エンドユーザーへの提供と上市に向けた製品開発

横置きポットおよび専用栽培棚のプロダクトデザイン

各エンドユーザーの仕様を想定したプロダクトデザインと、そのデザインに沿った栽培システムのブラッシュアップなど、量産と上市までのパートナーシップ
*本技術による栽培・生産を想定したエンドユーザー様との共同研究は予定しておりません

RESEARCHER

研究者

齋藤 隆徳 千葉大学 園芸学研究院 准教授
経歴

2009.3 筑波大学 卒業
2014.3 筑波大学大学院 修了
博士(農学)
2014.4ー2014.9 農研機構(旧・果樹研究所)契約研究員
2014.10ー2024.9 千葉大学園芸学研究科 助教
2024.10ー  千葉大学園芸学研究院 准教授

https://www.cn.chiba-u.jp/story_221012/

研究者からのメッセージ

果物づくりの新展開、異分野融合型の都市農業の実現へ

小型の植物工場のように、街中で野菜を育てる景色が増えてきました。また屋上や壁面緑化のような単なる社会的なニーズの側面だけでなく、癒しや装飾として古くから花は私たちの日常にありました。しかし果物はどうでしょうか?育てられている風景は私たちの目の届くところにありません。私は街中のあらゆる場所で果物が育てられていて、気軽に食べられる日常を実現したいと思い、本技術の開発を進めてきました。すでに栽培についての基盤技術の開発はできており、現在はエンドユーザ―の利用シーンに合わせた製品設計や実環境で課題を洗い出しが必要な状況です。そのため工業デザインや建築といった異分野の企業様のお力が必要です。子供たちを笑顔にできる甘くて色鮮やかな果物が主役の新しい都市づくりのパートナーになってください。