2024年度公募 seeds-5583 - 【九州】 疾病を予防するウシのストレス見える化センサシステム
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VISIONビジョン

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VISION

ビジョン

ウシのストレスを見える化することで、病気にならない畜産を目指す!

ヒトもウシもストレスの小さな畜産環境の実現!

臨床研究では、疾病にストレスが関係することが明らかにされてきています。ストレス計測には心電計が使用されていますが、剃毛や取り付けに時間がかかります。このため、農場において、1頭1頭のウシでストレス計測を行う方法としては、適していません。この研究では、小型の脈波センサとウシ専用の装着機構を一体化したウエアラブセンサ端末を開発し、1頭1頭のウシのストレスを見える化するシステムを実現します。ストレスの高いウシを早期に発見し、ストレスケアを行うことで、病気にならない畜産を目指しています。

USE CASE

最終用途例

ストレス見える化による疾病予防

USE CASE 01ストレス見える化による疾病予防による生産効率の向上

APPLICATION

APPLICATION

農場でのストレス見える化

農場において、1頭1頭のウシのストレスを見える化する。ストレスの高いウシを早期に発見し、ストレスケアを行うことで、疾病率を低下させる。

STRENGTHS

強み

体動ノイズに強いウシ用の脈波計測方法

STRENGTHS 01

体動ノイズに強いウシ用の脈波計測方法

小型の脈波センサとウシ専用の装着機構を一体化させることで安定した脈波信号の計測に成功している。この脈波信号から、ストレスに関係する平均脈拍数、脈拍間隔変動値などを算出することができる。

TECHNOLOGY

テクノロジー

炎症性疾患予兆検出装置、炎症性疾患予兆検出プログラム、
心拍情報計測装置、及び心拍情報計測方法

TECHNOLOGY 01

乳牛における炎症性疾患予兆検出装置

ウシにおいて炎症性疾患の予兆を検出する技術の開発を行っている。心電計を用いてウシでの試験を行い、夜間の平均心拍数、心拍間隔変動値などのデータから疾病の予兆を捉えるアルゴリズムを開発した。また、農場で使用可能な簡便に取り付けることのできるウシ用の脈波センサ端末の開発も行っている。(特願2022-077217)

PRESENTATION

共同研究仮説

農場で使用可能なストレス見える化クラウドシステム

共同研究仮説01

農場で使用可能なストレス見える化クラウドシステム

農場で使用可能なストレス見える化クラウドシステムを開発する

農研機構と共同研究を行っています。今後は製品化に向けて、ストレスセンサ端末の耐久性の向上やアプリやクラウドシステムなどの開発も必要です。

RESEARCHER

研究者

野上 大史 崇城大学工学部機械工学科

研究者からのメッセージ

ウシのストレス見える化を目指しています

ストレスを見える化することで、疾病率を下げ、死廃を減らしていくことで、ヒトもウシもストレスの小さい快適な畜産を実現しましょう。