2024年度公募 seeds-5412 - 【関東】 液体金属を用いたストレッチャブル伝熱シート
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VISION

ビジョン

次世代スマートデバイスのもたらす未来

ストレッチャブルスマートデバイス

今後、さらに自由度が高く人の生活の気づかないような柔らかい電子デバイス(ストレッチャブルスマートデバイス)が世の中に浸透することが予想される。これからの社会に実装される新デバイスは消費エネルギーとのバランスを考慮しつつ、今より更により豊かな人の生活を実現したい。そのための熱管理は今後の大きな課題となる。

USE CASE

最終用途例

現在の集積回路と次世代スマートデバイスへの適用

USE CASE 01ストレッチャブルデバイスへの適用

APPLICATION

APPLICATION

ストレッチャブルデバイスの放熱機構への実装

ストレッチャブルデバイスはデバイス全体が伸縮可能です。そのため放熱シートに関しても高い柔軟性と高い伝熱性を必要としており、それを本事業のシートであれば実現できます。

USE CASE 02集積化回路のTIM

APPLICATION

APPLICATION

集積化回路の高伝熱TIMとしての応用

本事業で開発する伝熱シートは非常に柔軟であり、熱源とヒートシンクの隙間に追随できることから適用することができると考えられます。

STRENGTHS

強み

高い柔軟性と高い伝熱性を両立する次世代伝熱材料を実現可能

STRENGTHS 01

ゴム材料を用いてこう電熱材料を実現

過去最高レベルでの柔軟性を実現
従来のゴム材料を利用可能
=ゴムと同等の柔軟性

液体金属そのものの伝熱性能を実現

シート型にすることでユーザビリティを高める
・腐食性の抑制
・絶縁性の向上

TECHNOLOGY

テクノロジー

液体金属を均一に塗布する技術

TECHNOLOGY 01

–マテリアル設計と加工方法の最適化-

・液体金属のマテリアル設計
アプリケーションに応じた液体金属のマテリアル設計ができます。

・マテリアルと加工の最適化により濡れ性が非常に低い液体金属をポリマー膜に均一に塗布可能
マテリアル設計と加工を最適化することによって欠損が少ない液体金属の塗布ができます。

・大量生産法の一つであるR2Rプロセスでの加工方法の最適化を実現

PRESENTATION

共同研究仮説

電子部品から組み立て企業までの業界で共同研究を探索

共同研究仮説01

高柔軟性と高伝熱性を両立する材料を求めている企業

より高密着なTIMを実現

高い柔軟性と高い伝熱性を両立できることからヒートシンクと熱源との隙間に追随することができ効率的なTIMを提供できる

RESEARCHER

研究者

太田裕貴 横浜国立大学・准教授
経歴

2011年慶應義塾大学大学院にて博士(工学)を取得。2013年よりストレッチャブルエレクトロニクス及び液体金属に関する研究を開始。2017年に自身の研究室を横浜国立大学で設立。文部科学大臣表彰 若手科学者賞等受賞。HP:http://www.ota.ynu.ac.jp/index.html/

研究者からのメッセージ

次世代材料である液体金属のキラーアプリケーションとなれるように頑張りましょう!

液体金属は次世代の材料と各方面で期待されている一方で爆発的なキラーアプリケーションがいまだに発見されていません。このプログラムを通して液体金属の社会実装のロールモデルを作っていきたいです!