地球観測衛星データのトレンドを解析することで災害観測に挑む
これまで実施されてきた二時期の衛星画像比較のみでは誤検出が発生しやすく、災害状況を把握するには分析手法的に課題がありました。我々は、過去に蓄積された観測データのトレンドに着目することで、災害時に観測された特徴のトレンド逸脱を把握し、高精度な災害把握を目指します。衛星観測データが多様化する今日において、このような分析技術を確立することで、衛星観測技術との相乗効果を狙います。
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ビジョン
これまで実施されてきた二時期の衛星画像比較のみでは誤検出が発生しやすく、災害状況を把握するには分析手法的に課題がありました。我々は、過去に蓄積された観測データのトレンドに着目することで、災害時に観測された特徴のトレンド逸脱を把握し、高精度な災害把握を目指します。衛星観測データが多様化する今日において、このような分析技術を確立することで、衛星観測技術との相乗効果を狙います。
最終用途例
APPLICATION
近年開発の進むコンステレーション衛星による高頻度の衛星観測データに適用することで、準リアルタイムに水害地域を把握します。
強み
衛星観測データは、長期に渡り蓄積してきたことにより、過去の状況を把握することが可能となってきました。過去の特徴から、新規に観測されたデータの局所的な逸脱度合いを把握することで高精度化を実現します。
テクノロジー
共同研究仮説
過去に蓄積された衛星観測データと新規観測データを比較し、異常な変化を正確に発見する分析手法を開発します。
自然災害の被害を迅速に検知し、意思決定者に対して準リアルタイムでデータドリブンな情報提供が可能なデータベース基盤を開発し、一元的に管理・蓄積できる構造を実現します。
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研究者
京都大学博士(地球環境学)取得
京都大学大学院地球環境学堂助教、英国レスター大学地理学部客員研究員、National Geographic Labs Fellowなどを経て2021年より現職
https://explorer-directory.nationalgeographic.org/narumasa-tsutsumida
https://www.gisci.ics.saitama-u.ac.jp/
https://researchmap.jp/7000009313