保温材下の高温炭素鋼管の全面減肉検査の技術開発
プラント設備の老朽化が進んでおり、設備の保安・保全が重要である。しかしながら、保安・保全業務の効率化と労働力不足の解決が喫緊の課題である。そこで、プラントの稼働を停止しない非破壊検査法の重要性が高まっている。保温材を剥がさず、高温のままでプラント稼働も止めない、保温材下の炭素鋼管の減肉評価を実現する。一回のスクリーニングで全面減肉検査可能な技術開発する。
若手研究者産学連携
プラットフォーム
このシーズに
問い合わせる
ビジョン
プラント設備の老朽化が進んでおり、設備の保安・保全が重要である。しかしながら、保安・保全業務の効率化と労働力不足の解決が喫緊の課題である。そこで、プラントの稼働を停止しない非破壊検査法の重要性が高まっている。保温材を剥がさず、高温のままでプラント稼働も止めない、保温材下の炭素鋼管の減肉評価を実現する。一回のスクリーニングで全面減肉検査可能な技術開発する。
最終用途例
APPLICATION
プラント設備等の保温材で覆われた高温炭素鋼管の腐食減肉検出
強み
一回のスクリーニングで全面減肉検査が可能。検査速度は 75 mm/s、減肉15%以上で全面減肉検出を実現。保温材を剥がさず、高温のままでプラント稼働も止めず、保温材下の炭素鋼管の減肉評価が可能。従来の製品と比較し場合、装置本体の価格が1/6以下。
テクノロジー
これまで、渦電流探傷用試験片を管状電気炉260℃に加熱し、開発した耐熱コイル系で、真鍮丸パイプの内面円周スリット・外面円周スリット・ドリル穴貫通・内面穴の欠陥信号を検出した。高温真鍮管の欠陥検出に成功している。本技術は、新たに貫通コイル型と呼ばれるコイル系とパルス渦電流試験を組み合わせたパルス渦電流試験技術を開発する。
共同研究仮説
非破壊検査関連会社との協業でプラント設備等の実証実験を行い、規格化を推進し、保安・保全業務の効率化と労働力不足の解決を目指しましょう。実用化にあたって、開発するパルス渦電流装置の規格化を目指しましょう。本技術に基づく、新パルス渦電流装置を一緒に開発しませんか。
イベント動画
研究者