新規磁気非破壊検査法による金属製品の全数検査
本研究の成果を利用することで,金属内部の微小欠陥を高速かつ簡易な操作で非破壊検査することが可能となる。この技術を用いて金属製品の製造現場で製品の全数検査を実現可能な検査装置の開発を目指す。これにより,製品の安全性を飛躍的に向上させることが可能となり,製造業者,製品を購入する顧客の両方に大きなメリットをもたらす。
若手研究者産学連携
プラットフォーム
このシーズに
問い合わせる
ビジョン
本研究の成果を利用することで,金属内部の微小欠陥を高速かつ簡易な操作で非破壊検査することが可能となる。この技術を用いて金属製品の製造現場で製品の全数検査を実現可能な検査装置の開発を目指す。これにより,製品の安全性を飛躍的に向上させることが可能となり,製造業者,製品を購入する顧客の両方に大きなメリットをもたらす。
最終用途例
APPLICATION
製造過程で発生する金属の内部欠陥を製品出荷前に検出する検査装置
強み
金属製品の出荷前や受け入れ時の検査に本技術を適用することで,製品の全数検査が可能となり,製品の信頼性を大幅に向上できる。
テクノロジー
日本非破壊検査協会の平成23年度春季講演大会新進賞(2011)および,令和元年度日本非破壊検査協会学術奨励賞(2020)を受賞した。これら2件は,低周波磁場を用いた非破壊検査法に関するもので,本研究の検出対象である内部欠陥を磁気により検出する方法を検討した内容である。
また,JSTの平成29年度地域バリュープランに採択され,プロジェクト内で本研究の基礎技術となる局所領域の磁場印加技術を開発し,その応用を検討した。
共同研究仮説
・金属材料,金属加工品メーカー
金属部品の生産ラインで製品の出荷前に全数検査を実施。
・自動車,船舶,航空機の部品メーカー
各種部品の製造段階,納入段階での全数検査を実施。
・非破壊検査装置開発メーカー
新規非破壊検査装置の開発。
イベント動画
研究者
2010年より磁気を用いた新規非破壊検査技術の開発に関する研究に従事。
https://www.okayama-u.ac.jp/user/eng_aemt/