テクノロジーで農家を楽に
ICT技術による農業の自動化、機械化、省力化が望まれています。本技術は果樹栽培において、これまで学問的には栽培管理のための重要な指標とされながらも農業現場で利用されることのなかった葉果比を万人に使える指標として提供します。特に果樹は1年ごとに定植する野菜等とは異なり、20年以上の長きにわたり利用し続けることから、数値に基づく栽培管理の有用性は大いに期待できます。
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ビジョン
ICT技術による農業の自動化、機械化、省力化が望まれています。本技術は果樹栽培において、これまで学問的には栽培管理のための重要な指標とされながらも農業現場で利用されることのなかった葉果比を万人に使える指標として提供します。特に果樹は1年ごとに定植する野菜等とは異なり、20年以上の長きにわたり利用し続けることから、数値に基づく栽培管理の有用性は大いに期待できます。
最終用途例
強み
研究の現場で使われるLAI(葉面積指数)ではなく、葉果比を算出するため、樹体事に何個の果実を摘果すれば良いか、直ちに作業者に提示することができる
テクノロジー
・SICE YAA(Young Author’s Award) Finalist
Yjiu Yang, et.al., “Immature Yuzu Citrus Detection Based on DSSD Network with Image Tiling approach,” Proc. of SICE Annual Conference, pp.1128–1133, 2021.
・ポスターセッション優秀賞
末廣いのり他, “3DLiDARによる点群データからの葉数推定に関する基礎的検討,” 第38回センシングフォーラム, 1P1-26, p.27, 2021.
共同研究仮説
果樹栽培において、これまで学問的には栽培管理のための重要な指標とされながらも農業現場で利用されることのなかった葉果比を万人に使える指標として提供します。特に果樹は1年ごとに定植する野菜等とは異なり、20年以上の長きにわたり利用し続けることから、数値に基づく栽培管理の有用性は大いに期待できます。
イベント動画
研究者
Yijiu Yang, Jun Yu and Toru Kurihara, Kazutoshi Hamada, “Immature Yuzu Citrus Detection in Infrared Images using YOLOv4-large,” Proc. of SICE Annual Conference, pp.604–607, Kumamoto, Japan, Sep.06-09, 2022.
末廣いのり, 栗原徹, 浜田和俊, “歩行型LiDARによる園地点群データからの樹木分離法の検討と葉数推定,” 第39回センシングフォーラム, 2022.
浜田和俊, 栗原徹, “赤外線暗視カメラを用いたユズの葉数および葉果比推定に関する研究,” 園芸学会春季大会, 3/17-23, 2022.
柴田高平,浜田和俊,栗原徹, “ユズの葉数推定法,” 園芸学会春季大会,
3/17-23, 2022.末廣いのり, 栗原徹, 濱田和俊, “3DLiDARによる点群データからの葉数推定に関する基礎的検討,” 第38回センシングフォーラム, p.27, 2021.