若手研究者産学連携
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
衛星、探査機、軌道間輸送機の主推進機として利用することで、化学推進以上の積載能力の増大と、従来の電気推進からの大幅な輸送期間の短縮が実現できます。
APPLICATION
大型ロケットの補助推進機として利用することで、低燃費の特性により積載能力を向上できます。また、ロケットの主エンジンと燃料(例えば液体水素、液体メタン)を共通化することで、システム簡素化も実現できます。
強み
テクノロジー
度重なる造形の失敗や破損等を乗り越え、金属の中で最も融点が高いタングステンのヒータの造形に成功しています。成果は世界的に認められ、AIAA(米国航空宇宙学会)のJournal of Propulsion and Powerや、AIP(米国物理学協会)のReview of Scientific Instrumentsといった国際学術雑誌に掲載されました。タングステンの本質的なもろさを克服するため、合金化の研究も推進しており、すでにロケット搭載時の厳しい振動・衝撃環境に耐えることを確認しています。
共同研究仮説
宇宙での実利用には推進機本体だけでなく、電源、推進剤供給装置、熱制御をはじめ、艤装、計測・監視、品質検査等も含むシステム・インテグレーションが必要となります。特に、液体水素の貯蔵・供給技術は推進機本体と並び重要な技術であり、以上に関し知見・経験を有す宇宙関連企業との共同研究を希望いたします。
2000K以上の高温・高密度ガス源として、宇宙のみならず地上産業応用としての実用化に向けた共同研究を希望いたします。
イベント動画
研究者
2003年 東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 修士課程修了
2003年~2019年 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙輸送ミッション本部
2009年 東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 博士課程修了
2015年~2016年 プリンストン大学 機械航空宇宙工学科 客員研究員
2019年~ 名古屋大学 大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 准教授