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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
ナノシート積層膜の分離性能より、半導体製造、液晶パネル製造等の電子部品の製造におけるレジスト廃液から溶剤回収できることが期待されます。
強み
ナノシート積層膜を用いた有機溶剤分離回収プロセスは、電子部品産業において新たな省資源・コストダウン・省エネルギー技術となる可能性があります.このような技術は大きなインパクトがあると共に、国際的競争力を高めることに貢献できます。
テクノロジー
ナノシート積層膜は、吸引ろ過等の簡易な作製法によりナノメートルオーダーの超薄膜形成が可能であり、高透過性やナノシート層間で形成される二次元チャネルを利用した高度な分離性が期待できます。このキーテクノロジーにより、溶質のサイズに適した孔径の分離膜を作製し、効率的な分離が可能になります。
共同研究仮説
開発膜を核とした有機溶剤回収プロセスの可能性検討のため、膜の大規模製膜やパイロットスケールでの検討、様々な溶剤回収プロセスの応用に関する共同研究を希望しています。
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研究者
2005年 京都大学大学院エネルギー科学研究科博士後期課程修了 博士(エネルギー科学)
2005年 九州大学大学院工学研究院 化学工学部門 特任助手
2007年 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 助教
2013~2014年 英国オックスフォード大学 理学部無機化学科 客員研究員
2016年 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 准教授
https://researchmap.jp/7000017383