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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
自然界に存在する膨大な微生物・動植物細胞や、ゲノム編集等によって設計したデザイナー細胞を非破壊的かつ迅速に評価できるようにすることで、バイオテクノロジーに関する研究開発の推進が期待されます。
強み
近赤外分光信号は微弱であるため干渉ノイズに埋もれてしまい、現状では利用用途が限定的となっています。光学的干渉ノイズを軽減するPuwS技術を搭載した「PuwS-NIR」はこうした問題点を解決し、近赤外の潜在能力を顕在化する可能性がありますが、実用化には至っていません。本研究開発では、多種多様なバイオリソースを有する「つくば」を中心として、PuwS-NIRの実用化を目指します。
テクノロジー
PuwS技術は波面分割によって得られたそれぞれの波動要素に異なる光路長を与え,かつ,それぞれの波動要素が同じ伝搬方向になるように合成することで生じるアンサンブル平均効果を利用した革新的な手法です。詳細については、論文(Ando et al. Opt Express. 2021, PMID: 34808917)をご参照ください。
共同研究仮説
PuwS-NIRは実用化されていないため、本手法で測定される全ての情報は「未だ誰も見たことのないモノ」になります。PuwS-NIRを駆使することで今まで近赤外分光法が使われていたモノについては、より詳細な情報が取得できるように、今まで近赤外分光法が使われていなかったモノについては、使えるようにできればと思っています。ウェアラブルデバイス化などについても共創できればと考えています。
イベント動画
研究者
2008年3月:神戸大学大学院 医学研究科 医科学専攻 修了 [博士(医学)]
2008年4月:国立がん研究センター研究所 生物物理部・リサーチレジデント
2011年4月:Johns Hopkins University [2013年4月~2014年8月:海外特別研究員(日本学術振興会)]
2014年9月:東京大学医科学研究所・特任助教
2018年1月:筑波大学 医学医療系・助教
2018年1月~:卓越研究員(文部科学省)
2021年1月~:ツクバ・トップ・ランナー教員(筑波大学)