2021年度公募 seeds-1391 - 【東海】 ヒト認知・行動特性を規範に安心・安全を提供するスマートシティ時代自律型モビリティ
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VISION

ビジョン

ヒト認知・行動特性を規範に安心・安全を提供するスマートシティ時代自律型モビリティ

スマートシティ時代を見据えて、ヒトの認知・行動特性を規範とした制御技術が実装された物流用自律型モビリティの実用化を目指します

スマートシティに向けて、ヒトとモビリティの共生のために街や道路の構造が大きく見直されようとしています。様々な人々が行き交う道路上で、周囲の状況から的確に認知・判断する私たちの予測行動は人間同士を対象にした限定的な経験をもとに構築されています。こうした予測行動がモビリティを相手にした場合にも有効かどうかはわかっていません。誰もが安心・安全のモビリティ社会の実現には、モビリティと関わる際のヒトの認知・行動特性を明らかにし、心さえも安らぐ、進化した先進的制御が可能な自律型モビリティの実現が必要不可欠です。

 

本研究では、下記2点を達成することを目的とします。

■目的1:スマートシティ時代を想定した物流用自律型モビリティを開発し、そのモビリティと関わる際のヒトの認知・行動特性を明らかにします。

■目的2:その特性を規範としたモビリティ制御を実装し、ヒトの認知・行動がどのように変容するかを明らかにします。

 

本研究成果によって実用化されたモビリティによって、ヒトとモビリティが適切に手を取り合う方法が明確となります。これは、私たちの生活をより豊かにすると同時に、SDGs達成への新しい糸口となるでしょう。

USE CASE

最終用途例

ヒトの認知・行動特性を規範とするモビリティ

USE CASE 01スマートシティ時代の物流用自律型モビリティ

APPLICATION

APPLICATION

心身ともに安心・安全な物流用自律型モビリティを目指します

スマートシティ時代において、ヒトとともに道路を行き交う物流用自律型モビリティとして活躍します。ヒトの認知・行動特性を規範とする制御技術を実装することで、より先進的な安心・安全と、心の安らぎを提供します。

STRENGTHS

強み

ヒトとモビリティのリアルなやり取り

STRENGTHS 01

実際の現実空間で取得するリアルなヒトの反応をもとに研究開発を進めます

本研究ではスマートシティ時代の物流用自律型モビリティを対象としており、ヒトがモビリティとどのようにやり取りするか、という行動データを実際に実物のモビリティを使って取得します。同時にその時の生体信号も計測し、仮想環境では再現できないリアルなヒトの反応をもとに研究開発を進めます。

TECHNOLOGY

テクノロジー

ヒトの行動・生体信号データをもとにモビリティ制御を変革

TECHNOLOGY 01

ヒトそのものに潜むビッグデータを活かします

何気ない普段の生活から得られるヒトの行動・生体信号データから、ヒトが最も行動しやすい快適な状態になるようにモビリティの制御を構築します。これは来たるスマートシティ時代に向けた、モビリティのあるべき姿を形作る指針になりえます。

PRESENTATION

共同研究仮説

スマートシティ時代の私たちの生活をより豊かにするとともに、SDGs達成への新しい糸口を目指して

共同研究仮説01

より先進的な安心・安全を提供できるモノの移動サービスの実現の礎とします

本研究成果によって、ヒトとモビリティが適切に手を取り合う方法が明らかとなり、私たちの生活がより豊かになることを願っています。SDGs達成を目指して強力に推進されているスマートシティに向けたまちづくりに呼応して、ユーザニーズに最も合ったモノの移動サービスの実現を目指します。

EVENT MOVIE

イベント動画

RESEARCHER

研究者

田村 秀希 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系
経歴

2016年4月〜2019年3月 豊橋技術科学大学 情報・知能工学専攻 博士後期課程修了 博士(工学)

2016年4月〜2019年3月 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC1)

2019年4月〜2021年3月 トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー

2021年4月〜現在 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 助教