若手研究者産学連携
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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
セルロース等の天然多糖から構成される担体に対して、産業用酵素を強固に結合できるようにするため、多糖結合タンパク質を多連結化させて吸着力を高めます。共有結合法などの固定化法が不向きで、開発を断念した有望酵素もバイオリアクター・バイオセンサーに使用できるかもしれません。また、多糖結合タンパク質はアミノ酸配列の違いより様々存在するので、様々な多糖を担体として選択できます。
APPLICATION
多糖結合タンパク質を利用することで、微小なサンプルの表面に多糖を被覆することができます。多糖によってサンプルを保護する技術に利用できます。また、その被膜に酵素やタンパク質を固定化できます。微小な反応場を構築できます。
強み
テクノロジー
共同研究仮説
本研究室では、セルロース結合タンパク質を酸化還元酵素に付加し、セルロースに固定化状態で反応することに成功しています。共有結合法で固定化できなかった酵素を固定化できるようになれば、新たな化合物合成の道を拓きます。また、多糖-多糖感の結合を制御できるので、様々な加工ができます。
セルロース、デンプン、デキストラン、ゲランガムなど様々な多糖が産業利用されてきました。安全が保証された材料です。新しい加工技術を開発することで、新規材料としてすぐに利用可能です。
イベント動画
研究者
2005年4月-2007年3月 立命館大学 理工学部 二号助手
2007年4月-2008年3月 立命館大学 理工学部 助教
2008年4月-2012年3月 立命館大学 生命科学部 助教
2012年4月-2019年3月 山形大学 大学院理工学研究科 助教
2019年4月-現在 山形大学 大学院理工学研究科 准教授