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ビジョン
最終用途例
APPLICATION
基幹化学品であるプロピレンの製造に必要な600度以上の高温環境下で、工業的に広く用いられているPt-Sn系触媒は高温下では触媒が析出した炭素で覆われ、失活するため未だ安定性は十分ではありません。
しかし、今回開発した2種類の触媒であるPtGa系と6元素系の触媒を利用することで上記の課題を解決することが出来ます。
特に6元素系の触媒は、高エントロピー合金を用いることで高い熱的安定性を示し、再生処理後も元の性能を維持することが認められました。またPbも使用しないため安全性が高い触媒でもあります。
強み
テクノロジー
共同研究仮説
金属を合金化により複合化、多元素化することにより触媒としての性能を飛躍的に向上させることを得意としています。触媒活性、選択性、耐久性など、実用プロセスに求められる高い性能を兼ね備えた理想的な触媒開発を共同で目指します。
研究者
2009 年4 月 日本学術振興会特別研究員 DC1
2012 年4 月 東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻 助教
2016 年7 月 北海道大学触媒科学研究所 准教授
2019 年8 月 文部科学省研究振興局 学術調査官(兼任)
~2021 年7 月
2019 年10 月 科学技術振興機構 さきがけ研究者(兼任)