若手研究者産学連携
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ビジョン
高度IoT社会の実現に向け、電子機器の小型・高性能・省エネルギー化が進んでいる中、主力電子部品の一つである積層セラミックコンデンサの小型大容量化が一層求められています。しかし誘電体材料の薄膜化や微粒子化によって生じる強誘電性や絶縁性の著しい低下が開発の大きな障害になっています。本研究では、これらの課題解決のため、ナノ粒子が高密度かつ規則的に集積した多孔性集合体である「メソ結晶」に着目しました。メソ結晶は「高温でも安定」「誘電率が高く、周波数帯が広い」「磁性的な特徴がある」等の特徴があり、高い誘電率と絶縁抵抗の保持が期待されます。
最終用途例
強み
テクノロジー
共同研究仮説
誘電体セラミックスメソ結晶を、積層セラミックスコンデンサ(MLCC)へに適用にするにあたり、次のステップを考えています。①誘電体メソ結晶の開発、②量産化・サンプル提供、③メソ結晶MLCCの試験・評価、④上市。まずは誘電体メソ結晶の合成ルートの確立からになりますが、共同研究をご一緒できればと思います。
研究設備
イベント動画
研究者
略歴
2019.4-現在 神戸大学先端融合研究環開拓プロジェクト プロジェクトリーダー
2017.1-現在 神戸大学分子フォトサイエンス研究センター 准教授(主配置)
2014.4-現在 神戸大学大学院理学研究科 准教授
2013.10-2017.3 JST 戦略的創造研究推進事業 さきがけ(兼任)
2007.4-2014.3 大阪大学産業科学研究所 助教
2005.11-2007.3 大阪大学産業科学研究所 特任助手(常勤)
2005.4-2005.11 日本学術振興会特別研究員(大阪大学産業科学研究所)
2003.4-2005.3 大阪大学産業科学研究所 博士研究員
http://www2.kobe-u.ac.jp/~tach/index.html
https://researchmap.jp/tach5736