若手研究者産学連携
プラットフォーム
研究の成熟度
TRL1
基本原理・
現象の確認
基礎研究
TRL2
原理・現象の
定式化
基礎研究
TRL3
実験による
概念実証
応用研究
TRL4
実験室での
技術検証
応用研究
TRL5
使用環境に
応じた技術検証
実証
TRL6
実環境での
技術検証
実証
TRL7以上
実環境での
技術検証
※TRL(TRL(Technology Readiness Level):特定技術の成熟度を表す指標で、異なったタイプの技術の成熟度を比較することができる定量尺度
このシーズに
問い合わせる
ビジョン
最終用途例
強み
テクノロジー
2台の高速カメラとLED証明を組み合わせ、3次元性および非定常性が強い場合におけるフィラメントの構造変化を正確に捉える。従来研究よりも格段に空間解像度を向上させた撮影が可能になり、1μm未満の微細なフィラメントの高速変形が捉えられるようになると期待される。
共同研究仮説
個別製品の品質や、製造プロセスの向上のために、ノズルからの液体の噴射・散布・塗布等の流れと関連する製品・製造設備を扱う企業様とご一緒できればと考えております。
数値シミュレーション技術の開発のための共同研究です。本技術を活用し、得られた低粘度溶液の液滴落下の挙動は、より汎用性のある数値シミュレーション技術へ活用できると考えております。
研究設備
直交する2方向から高速度カメラ2台による同時計測により、フィラメントおよび液滴の3次元構造を捉える。2台のカメラ、アクチュエータはPC制御される。高速度カメラには拡大レンズが装着されている。フィラメントは2台の高出力LED光源により照射される。拡大レンズの倍率を変えての撮影が可能である。
購入した市販品のせん断粘度計です。保有している関連装置になります。
購入した市販の表面表力計です。保有している関連装置になります。
イベント動画
研究者
経歴
2002年4月 名古屋工業大学工学部機械工学科 助手
2007年4月 名古屋工業大学大学院工学研究科 助教
2010年3月 米国ウィスコンシン大学マディソン校(客員研究員)2010.3~2011.3
2012年4月 名古屋工業大学大学院工学研究科 准教授
2021年4月 同上 教授(現在に至る)
2023年12月 日本流体力学会 フェロー
2025年2月 日本機械学会 フェロー
受賞歴
2010年4月 平成21年度 日本機械学会 奨励賞
2013年4月 平成24年度 日本流体力学会 竜門賞
2015年4月 平成27年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞
自動車関連企業、複雑流体(溶液)を扱う企業、流れを扱う企業
本シーズに関連する論文
本シーズ以外の論文