若手研究者産学連携
プラットフォーム
このシーズに
問い合わせる
ビジョン
環境問題等を背景に、バイオマス関連テクノロジーへの期待が高まっており、例えば、微生物燃料電池開発が世界中で進められています。本技術は廃水処理型微生物燃料電池の効率性を高めることができ、環境負荷物質の分解効率を高め、新規物質変換技術にも展開することもできます。本研究は、それらの社会実装を通じて、バイオマス関連テクノロジーを革新し、環境問題解決への貢献を目指しています。
最終用途例
APPLICATION
現在、自然界の微生物を用いて環境負荷物質を別の有用物質に変換する工程には数ヶ月を要する場合もありますが、本研究により微生物の濃縮率を高めることでこの工程を高効率化して環境問題解決に貢献します。
APPLICATION
汗中の乳酸量などの有機物をモニタリングするようなシステムの開発や、CO2などの温室効果ガス排出量をモニタリングするシステムの開発が期待できます。
強み
テクノロジー
共同研究仮説
ハニカム型フィルムの用途探索を行う精密化学メーカ様、バイオプラスチックを開発する総合化学メーカ様、レーザー光源部品の用途探索を行う精密部品メーカ様、排水処理場向けに浄水システムを提供する企業様などとの共同研究を希望します。
迅速かつ低ダメージに有用細菌を濃縮できる我々の技術を活用して、環境負荷物質の分解や有用物質への変換など、バイオ材料の物質変換に関する研究開発などでご一緒できれば嬉しく思います。
研究設備
イベント動画
研究者
【現職】大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 応用化学分野 准教授
(兼務)LAC-SYS研究所(RILACS)副所長
〔学歴〕2007年大阪府立大学 大学院工学研究科 物質系専攻 修了、博士(工学)
〔専門〕バイオ分析化学,電気化学,生体光化学