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従来のウェアラブルデバイスとして、胸部に装着するタイプやリストバンドタイプが製品化されていますが、発汗や装着感の問題から、入浴時や睡眠中を含む24時間の連続モニタリングに使用することは困難です。また、装着感があることから、生活環境下のありのままの計測になっていないおそれもあります。本研究にて製品化を目指す「爪装着型ウェアラブルデバイス」は、付け爪を応用したデバイスです。爪には、汗腺も感覚神経もないことから、従来デバイスの問題点であった発汗と装着感が解決され、生活環境下のありのままの計測が可能となります。
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一辺10-100μm以下のμLEDチップを透明樹脂基板に埋め込み、μLEDと基板の接合工程を経ずにμLEDを駆動できる新構造のフレキシブルμLEDディスプレイの製造工程を構築します。大口径のSiウエハで試作を行い、
①多数のチップを高精度で移載するためのマストランスファー
②チップを樹脂に埋め込むためのウエハレベル圧縮成型
この2つの主要基盤技術の確立を目指します。①では1万個以上のμLEDを±1μm以内の精度での一括実装、②では3色のμLEDチップ群(2×2のアレイ)のピッチを80ppi程度のピクセル密度で実装、をそれぞれ実現します。
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新たに導入されることが予想される伝導ノイズの国際規格に対し、ノイズフィルタ無しで規格を満たすことのできる力率改善(PFC)回路を開発します。ノイズ発生の原因となっていた従来のMOSFETのスイッチングを用いた電圧変換を使用せず、MOSFETの線形増幅機能を用いた回路の研究開発を行い、より厳しいノイズ規格を満たせるようにします。
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モータは、高電圧下・高周波数下・低気圧下で運転する場面が日々増加しています。そのような中、低気圧下でも駆動可能な高耐圧絶縁技術と正確な調査法が必要不可欠となっています。
本研究では以下3つの項目について調査致します。
①気圧、温度、湿度を一括制御できる試験環境を整備し、実際のモータ運転環境を模擬した試験環境で、特に低気圧下においてインバータ電源を使った際の周波数特性を調査します。
②低気圧下における部分放電計測器の検出感度を調査し、大気圧下との比較で補正係数を算出します。
③部分放電特性と絶縁材料の損耗関係について調査します。
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電力制御に用いられるパワーデバイスは、電力変換が必要な様々な民生機器を支えています。あらゆる機器のモバイル性が向上している現在、パワーデバイスはその電力消費量が抑えられることが求められております。エアコンや冷蔵庫などの比較的大きな電力を使う機器では、省エネ効果から窒化ガリウムベース化されることが期待されながらも、コスト面から未だにシリコンベースのパワーデバイスが主流です。本研究開発では、コスト面で有利で、かつ窒化ガリウムベースの性能を上回る酸化ガリウムベースのパワーデバイス開発を目指します。本技術は通信用の基地局で用いられる高周波デバイスの低コスト化への寄与も期待できます。
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長野県の老舗味噌醸造蔵において、蔵付微生物の存在を確認し、この蔵付微生物バンクから、好塩性乳酸菌のひとつであるK株を発見しました。K株が発見された醸造蔵の味噌には、大量のオルニチンやシトルリンが含まれており、K株がこれらの生成に寄与しているのではないか、という仮説を持っています。本研究では、蔵付スーパー乳酸菌「K株」のオルニチン等生成メカニズムを解明し、高機能味噌などの機能性食品の開発を行います。
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本研究では球面上に配置した孔の圧力差によって風速を検出する原理を用いた小型高感度な風向・風速センサの開発を行います。
複数の孔を用いることで風速だけでなく風向も検出できます。さらに圧力差を検出するセンサ素子として、提案者が研究開発を行ってきた微小な電気機械システム(MEMS)の高感度差圧センサを筐体内に内蔵します。
提案者の持つMEMS技術により、小型ドローンに取り付けられる寸法・重量で、風速に対して高感度のセンサを実現します。
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